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受賞者一覧

令和5年度/第45回受賞者

食品産業部門<経営革新タイプ>[個人](2023)
農林水産大臣賞

金澤 俊司

所属:銀河フーズ株式会社(代表取締役社長)
所在地:岩手県花巻市
業種:食肉製品の製造・加工・販売業

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【功績申請の概要】

 健康志向に応えた「減塩シリーズ」の商品拡充、業界に先駆けて「糖質ゼロ」を組み合わせた「30%減塩&糖質ゼロ」シリーズ発売。国立循環器病研究センターが推奨する「かるしお認定」を取得し、同認定マークの商品を業界で初めて発売。食品産業新聞社「第48回食品産業技術功労賞(地方発部門)」を受賞。

食品産業部門<経営革新タイプ>(2023)
農林水産大臣賞

濵田酒造株式会社

代表取締役社長:濵田雄一郎
所在地:鹿児島県いちき串木野市
業種:焼酎製造業

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【功績申請の概要】

本格焼酎を真の國酒(こくしゅ)へ、更には世界に冠たる酒へ」を事業テーマに掲げ、国際規格認証取得の取組を通して業務を見直し、品質管理体制を強化。現場へのシステムの落とし込みのため、独自の「濵田マネジメントシステム」を構築し、PDCAを循環させている。

食品産業部門<経営革新タイプ>(2023)
農林水産大臣賞

味の素冷凍食品株式会社

代表取締役社長:寺本 博之
所在地:東京都中央区
業種:冷凍食品の製造・販売

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【功績申請の概要】

2023年、当社は健康・栄養価値を持つ製品ラインナップを強化し、おいしさ・楽しさに加え、「健康・ 栄養」で冷凍食品を進化させ、日々の豊かな食生活を応援している。 おいしさと減塩を実現した商品の開発・発売2023年秋季、当社は減塩商品をラインナップに追加した。
1)「白チャーハン」:塩分を控えながらもおいしい炒飯が楽しめる。誰もが好きな定番のおいしさを目指した炒飯で、当社従来品比で塩分40%カットを実現。1食分(250g)の食塩相当量は約1.8gで、厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取目標値の1/3以下。
2) 「おいしく塩分配慮ギョーザ」「おいしく塩分配慮エビピラフ」:おいしさに妥協することなく、独自の減塩技術により塩分を40%カットした。まるで減塩したとは思えないしっかりとした味わいを実現しており、おいしく健康的な食事を楽しむことができる。

食品流通部門(2023)
農林水産大臣賞

網野 裕美

所属:大都魚類株式会社(会長)
所在地:東京都江東区
業種:水産物卸売業

【功績申請の概要】

氏は昭和54年4月、世界的な水産企業である大洋漁業㈱(現:マルハニチロ㈱)に入社。キューバ産のロブスターの開発輸入に長く携わるなど水産物の国際流通分野で活躍。その後、マルハニチロ㈱のグループ会社である神港魚類㈱の代表取締役社長や大都魚類㈱の代表取締役社長、会長を務めるなど44年の長きに亘って水産流通業で活躍。

食品流通部門(2023)
農林水産大臣賞

佐々木 六郎

所属:境港魚市場株式会社(代表取締役会長)
所在地:鳥取県境港市
業種:水産物卸売業

【功績申請の概要】

卸売事業者の氏は、特定第三種漁港として水揚量全国4位、水揚金額全国5位(令和4年実績)を誇り、日本海側で最大、全国有数の漁港である境漁港において、質実剛健の性格を大いに発揮し、地域の水産業界の中心的存在として活躍している。 (参考)特定第三種漁港 全国に2,777ある漁港のうち、その利用が全国的かつ水産業の振興上特に重要な漁港として全国で13港が政令指定されている。

食品流通部門(2023)
農林水産大臣賞

齊藤 良紀

所属:高松青果株式会社(代表取締役社長)
所在地:香川県高松市
業種:青果物卸売業

【功績申請の概要】

四国の玄関口、高松市中央卸売市場の高松青果は県内の流通量の約半分を一社で担っている。同社のイニシアチブの下、県内の香川県中部青果・観音寺地方卸売市場と高松青果の3社で協議会を設立、3カ所の卸売市場の3社が連携して、農林水産省補助事業を活用し3社共同体制で全国でも先進的な市場間の共同配送を展開するほか冷蔵車両やカゴ台車の導入等を推進し「2024年問題」に取組んでいる。また、「2024年問題」への取組の最重要課題であるパレット化の円滑な実施のため、荷受け業務・荷下ろしから分荷、配達(準備)までの物流業務をグループ会社に業務委託し顧客の高い評価を受けている。

食品流通部門(2023)
農林水産大臣賞

竹田 健介

所属:株式会社たけだ(代表取締役社長)
所在地:長崎県平戸市
業種:食品小売業(食品小売店主宰ボランタリーチェーンを組織する協同組合)

【功績申請の概要】

平戸市という北松浦半島のさらに先端に位置する離島という二重のハンデの中で物流効率化に精力的に取り組み、全日食チェーン加盟店の拡大、食品流通の合理化を進め地域経済・社会の発展に貢献した。

CSR部門(2023)
農林水産大臣賞

味の素冷凍食品株式会社

代表取締役社長:寺本 博之
所在地:東京都中央区
業種:冷凍食品の製造・販売

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【功績申請の概要】

停電や被災時に冷凍食品を有効に活用することでフードロス削減を目指すプロジェクトを2020年より開始し、この度、停電想定時の冷凍食品の衛生状態と品質の変化及び調理性をパナソニック㈱と共同検証を実施した。一定の条件下(※)で、停電が発生した際の夏場の想定温度下でも、1日程度はおいしく安心して食べることができる状態でることが確認された(6月29日付けプレスリリース)。 (※)冷凍庫収容率60%、環境温度25℃、及び夏場想定の32℃

環境部門<食品リサイクル推進タイプ>(2023)
農林水産大臣賞

キユーピー株式会社

代表取締役 社長執行役員:高宮 満
所在地:東京都渋谷区
業種:ソース類等の各種食料品、医療原料、化粧品等の製造販売

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【功績申請の概要】

多品種のマヨネーズを製造する過程で、異なる商品の製造への切り替え時に配管から排出されるマヨネーズなどの食品残さをバイオガス発電に活用し、2022年度(2021年12月~2022年11月)は、CO2排出量を約980t削減した(2015年度対比)。

食品産業部門[農商工連携タイプ](2023)
農林水産省大臣官房長賞

オシキリ食品株式会社

代表取締役社長:押切 拓郎
所在地:北海道江別市
業種:豆腐・納豆等食料品製造業

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【功績申請の概要】

北海道産大豆にこだわり、納豆は大豆使用量の4割超を北海道産が占める。基本的に十勝産の大豆を使用しているが、北海道内の各地の大豆を調査する中で、「ご当地納豆」を商品化した。北海道産の原材料を積極的に活用することで、北海道農業の発展や農業者の経営安定、地域活性化に寄与している。

CSR部門(2023)
農林水産省大臣官房長賞

有限会社グルメフレッシュ・フーズ

代表取締役:松本 健
所在地:群馬県前橋市
業種:食肉、食肉副生物卸及び加工販売

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【功績申請の概要】

一人一人の状況に寄り添った個別の雇用契約による雇用創出、育児との両立支援の一環としてのパート従業員への手当支給、社員への育児介護休暇取得についての掲示など、制度促進と環境整備に取り組んでおり、県より「群馬県いきいきGカンパニー ゴールド」の認定を得た。

環境部門[食品リサイクル推進タイプ](2023)
農林水産省大臣官房長賞

株式会社ニチレイフーズ

代表取締役社長:竹永 雅彦
所在地:東京都中央区
業種:冷凍食品を主力とする食品製造業

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【功績申請の概要】

現在、フードロス削減が社会課題のひとつとなっている。当社はこれまでも、 こども食堂やフードバンクへの寄付を通じてフードロス削減の活動を推進してきた。また、工場の生産過程でどうしても出てしまう食品残渣は、すべてを肥料や飼料にリサイクルしている。

環境部門[食品リサイクル推進タイプ](2023)
農林水産省大臣官房長賞

株式会社 源

代表取締役社長:四谷 英久
所在地:富山県富山市
業種:駅弁を中心とする弁当・総菜その他食品の製造販売業

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【功績申請の概要】

当社は、弁当・総菜の製造販売業であり、かねてより製造時の食品ロス削減、可能な限り地域素材の活用に努めている。2022年にAIによる需要予測システムを導入し、その後も発注システムの見直しを図りながら、商品の廃棄量の減少に務めている。心をこめて作ったものが人の口に入らないということは、作り手にとって大変残念なことなので、当該システムの導入により、迅速かつ精度の高い商品製造と在庫管理が可能になった。