受賞者一覧
平成30年度/第40回受賞者
【功績申請の概要】
【経営の近代化・合理化、生産性の改善向上等】
グローバルピッグファーム株式会社は、全国各地の家族経営の養豚農家44戸が共同出資して設立された養豚生産者が経営する会社であり、子会社の食肉センターを軸に、生産から流通、販売までを統合して「日本で一番おいしい豚肉をつくろう」を合言葉に、前例のない「ポークチェーン(養豚における6次産業化)」を展開している。
【功績申請の概要】
【経営の近代化・合理化、生産性の改善向上等】
平成20年に代表取締役社長に就任して以来、「食品・エネルギー・環境」の3つの異業種事業を多角的に展開することでリスク分散を図り、食肉加工業界における経営安定化の先駆的な取組みとして高い評価を受けている。
【功績申請の概要】
【新技術・新製品の開発】
昭和51年の創業以来、製品開発において、「安全性のさらなる向上」、「ペプチドの機能的可能性の追求」、「美味しさと味わいのある食品素材の開発」を三原則とし、健康と豊かな食生活への貢献を目指して調味料及び特定保健用食品(トクホ)にも使用できる機能性食品素材の製造、販売を行っている。
【功績申請の概要】
【栄養・健康に配慮した食品の開発】
昭和34年に日本初のナッツ専業メーカーとして設立し、平成5年には創業者中島泰介氏が『日本ナッツ協会』を設立するなど、常に業界の中心的役割を果たし、日本のナッツ市場の発展に大きく寄与してきた。瀬戸内海産の小魚を味付けした『味付けかえり』を使用した『さかなっつハイ!』を開発し、ロングセラー商品に育てることにより、瀬戸内海の水産加工業の振興にも大きく寄与している。
【功績申請の概要】
【栄養・健康に配慮した食品の開発】
植物性の素材からチーズに替わる食材を独自の技術で開発し、消費者の食の健康志向にこたえるとともに、アレルギー、コレステロール過多、完全菜食主義者といった、食生活に制約がある人々の食生活を豊かなものにするのに貢献している。
【功績申請の概要】
平成28年にニッスイグループ全体でCSR行動宣言を発表し、ステークホルダーからの意見を基に重要課題を特定するとともに、グループ従業員自らが、様々な活動への参加を通じて意識を高め、社会課題の解決につなげている。
【功績申請の概要】
永年にわたり大分県学校給食パン米飯協同組合理事長、副理事長、相談役として学校給食パン米飯委託事業の業界を牽引するなど、人望も厚い。また、本業の菓子製造では、和洋折衷の菓子「幻の華・白蓮(びゃくれん)」を開発するなど製造を強化する中で、積極的に組合員相互の交流を深めると共に、各種の研修会や講習会を積極的に開催し、組合員の資質向上に努めるなど大きな指導力を発揮している。
【功績申請の概要】
昭和58年にドイツ式ハム・ソーセージ製造技術を習得するため、ドイツ・ケンルン市食肉組合長フロイツハイム氏の元に留学し研鑽を積んだ。以来30年以上食肉加工業に携わり、創意工夫と旺盛な研究心から革新的な商品開発に注力している。
【功績申請の概要】
製品の原材料である農水産物については、北海道産であることを第一に考え、事業を展開している。具体的には、タコ等の海産物は、全て地元である留萌管内の漁協から仕入れており、農産物である米も、道内の農協から調達するなど、漁協、農協との協力関係を構築している。
【功績申請の概要】
平成26年度より、よこはまグッドバランス賞認定企業に認められ、平成28年度は3回目の認定を受けて「ブロンズ賞」を受賞し横浜市長より表彰された。ライフ・ワークバランスの整った生き生きと長く働ける職場環境作りを進め、現在は平成30年度の5回目の認定を目指している。 地元企業との共生、地域住民の雇用に貢献していることが評価され、横浜型地域貢献企業最上位に認定されている。
【功績申請の概要】
「美味しい焼酎は原料から」をコンセプトとし、主原料となるサツマイモの生産において、地元の契約農家と共に品質の維持や向上に努め、大隅半島を代表する酒造メーカーとして薩摩焼酎発展の一翼を担ってきた。
【功績申請の概要】
梅干しの一大産地である和歌山県みなべ町で、昭和26年(1951年)に創業し、紀州南高梅を使った梅干しを製造している。地域振興の観点から、これらの原料となる南高梅はJA紀南とJA紀州及び地域の契約農家から仕入れている。
【功績申請の概要】
組合一丸となって、醸造技術等の県産や品質の安定化、特定名称酒の比率向上に取り組んだ結果、平成29年度の特定名称酒量、純米吟醸酒量とも全国4位、東北1位となり、「美酒王国秋田」の評価が年々高まっている。
【功績申請の概要】
しょっつる製造業者が戦後最盛期の25社から2社にまで減少する中で、秋田県の食文化を支えるために60年間にわたり製造・販売を継続し、消えかけた伝統を守るだけでなく、さらなる発展を目指して株式会社を設立した。
【功績申請の概要】
我が国唯一の小売主宰のボランタリーチェーン(VC)である全日食チェーンのリーダーとして、全国1,700加盟店の経営安定と活性化、新たな仲間に対してVCの輪を広げる組織対策に15年以上に亘って尽力した。
【功績申請の概要】
全国給食事業協同組合連合会(全給協)の副会長等として組織強化に積極的に取り組み、それまで未組織であった東北・北海道地区において(協)北日本給食会を組織化し、全給協の全国組織化・完全広域化を実現した。
【功績申請の概要】
卸売市場制度の改正問題については、全国中央市場青果卸協会の理事として、卸売市場が食料品流通の円滑化と消費者の生活安定に果たしている機能の重要性と必要性を関係方面に訴え続けた結果、同制度は卸売市場の基本的な機能を維持する内容で改正された。
【功績申請の概要】
全国水産物商業協同組合連合会(全水商連)副会長及び函館水産物商業協同組合理事長として、全水商連が行っている食中毒賠償責任保険への加入を促進。消費者の被害救済と水産物小売業者の経営安定に貢献した。
【功績申請の概要】
卸売市場制度について、その廃止論も議論となった中、(一社)全国水産卸協会(全水卸)の副会長として、卸売市場機能の重要性を農林水産省等に粘り強く主張し、卸売市場の基本的機能を維持した制度改正の実現に尽力した。