受賞者一覧
食品産業部門<経営革新タイプ>
【功績申請の概要】
○こうや豆腐(凍り豆腐)の製造において、伝統的な製法では製品が硬く、柔らかく炊き上げるのが難しく、調理に時間がかかる食材であった。このため、製造工程の解凍時にアンモニアや重曹(炭酸水素ナトリウム)を膨軟剤として使用することにより、これらの欠点を解消できたが、残留するアンモニア臭の除去が必要であったり、製品中の塩分(ナトリウム)が高くなる結果となった。
【功績申請の概要】
○弊社はHACCPのシステムをもとに、お客様に安全・安心な食品をお届けし、安心してお召し上がりいただくことで健やかな社会の実現に貢献する。 ○全従業員がHACCPシステムの導入目的および推進意欲を、「食品安全方針」として理解し、目的意識の共有化を継続的に持っている。 ○また、商品づくりにおいては地域性や季節性などを盛り込むことにより、食卓に話題と賑わいが溢れること目標としている。 ○弊社は昭和22年に創業以来、「日本の銘麺として恥じない製品づくり」を社是とし、麺づくりに誠実に徹してる。
【功績申請の概要】
○弊社は、36年間にわたって地域の皆様にお弁当を提供してきたが、36年続くことは容易ではない。しかし、大量の弁当を短時間で作るには原点の手作りは困難。原点は、「弁当=お袋の味=手作り」を念頭におき、従業員とともに変わらぬ味の追求と、その中でも環境変化に対応し新しい事業機会を見出し、社会やお客様に価値ある商品を提供する ことが肝要であると考える。
【功績申請の概要】
旬の国産野菜を使ったバランスのとれた具材と味付けの研究、単身及び2人世帯の食事を想定した浅漬けの喫食糧調査を行い80gを基準とするとともに、専用ラインを設置し、生産進捗カウンターの設置によるタクト管理等の改善を進め、生産性の向上を図り、販売価格を低廉化した。また、数度の容器改良にも取り組み、キューブ型のリブ入りで調味液が切り易く、液の飛び跳ね軽減の新技術を開発し、「浅漬け小分けプチカップシリーズ」7商品を製造販売したところ、販売額が飛躍的に伸びた。