受賞者一覧
食品産業部門<経営革新タイプ>
【功績申請の概要】
1972年(個人創業)に鶏卵生産からスタートした当社は、「口に入るものは間違ってはいけない」という理念のもと、安心・安全な食を提供するため、1989年にポストハーベストフリーコーン(収穫後の保管で農薬を使わないコーン)の輸入ルート開発や、世界に先駆けて若鶏の無投薬飼育確立などを行ってきた。さらに、主力の鶏肉・鶏卵にとどまらず、乳牛・黒豚・和牛・野菜の生産、冷凍食品・牛乳・ヨーグルトの加工まで自社で定めた安全基準の中で生産・加工を直営農場・直営工場で手掛けている。
【功績申請の概要】
香川県の製粉会社として、「美味しさ」と「健康機能性」を融合させ新しい価値を社会に提供することをミッションに掲げ、成長する「ヘルスケア食品市場」への参入を目指して、機能性を持つ麦の粉体、食品の開発・販売を進めている。
【功績申請の概要】
当社の「茎わかめ」は、わかめの茎(「中芯」)部分に味付けし、食べやすい一口サイズにカットした商品であり、1996年より製造販売を開始している。当社が商品化する以前においては、わかめの葉の部分はいろいろな商品に利用されてきたが、「中芯」部分は利用価値が少なく、海にそのまま廃棄されていた。また、2014年より製造販売している「茎めかぶ」は、めかぶの上部にある「元茎」という部分を利用した商品で、これも従来廃棄されてきた部分を活用した商品である。
【功績申請の概要】
コロナ禍により健康を意識した商品を求める顧客の声に応え、糖質を削減して美味しさを残すことが難しい洋菓子製品において、当社独自の技術や原料開発により糖質を大幅に抑え、洋菓子本来の甘味、食感、口溶けを楽しめる商品を開発した。機能性と美味しさのバランスを追求した商品をより多くの顧客に届けるために販路を拡大し、2020年糖質オフ半生商品市場では業界第3位の14.7%のシェアを獲得した。
【功績申請の概要】
国産野菜使用を原則として漬物の製造販売を営んでいる。北海道企業として、道内の野菜生産者に他産地(長野県・茨城県)の生産に関する最先端技術を習得させ、栽培技術を向上させることにより、道産野菜の活用拡大及び野菜生産者との連携強化を実施し、商品開発及び漬物製造販売を強化している。