受賞者一覧
食品産業部門<農商工連携推進タイプ>
【功績申請の概要】
山菜の水煮商品や乾燥品などの食品の企画・製造・販売を行っている企業。近年消費者の需要に対応し、国産原料、特に産地を特定した商品を積極的に商品化しており、その製品は、品質、価格両面で高く評価されている。富山県産の里芋を使用した水煮加工品は、産地の組合とも連携し開発を行った。食感、味において、大変優れた商品である。とうもろこしのレトルト加工品は、富山県南砺市(なんとし)の農家が、富山湾の海洋深層水を使用し栽培した、甘みの強い生でも食べることができるという特徴を活かし、収穫当日にレトルト加工し、美味しさを封じ込めた商品である。
食品産業部門[農商工連携タイプ](2024)
(一財)食品産業センター会長賞
代表取締役社長:岡本 昭彦
所在地:大阪府大阪市
業種:TV・ラジオ、ビデオ、CM、その他映像ソフトの企画、制作および販売 劇場運営、イベント事業、広告事業、ショウビジネスなど
【功績申請の概要】
「よしもとカレー」は吉本興業東京本部の社員食堂で提供されている社員人気No.1のオリジナルカレー。よしもとカレーと各地域の地元食材をコラボレーションした商品、「とおかまち妻有(つまり)ポーク編」、「かわごえ里芋けんちん編」など12品を企画・発売し、地域おこしに貢献するとともに全国の人々を笑顔にすることを目指している。
【功績申請の概要】
北海道産大豆にこだわり、納豆は大豆使用量の4割超を北海道産が占める。基本的に十勝産の大豆を使用しているが、北海道内の各地の大豆を調査する中で、「ご当地納豆」を商品化した。北海道産の原材料を積極的に活用することで、北海道農業の発展や農業者の経営安定、地域活性化に寄与している。
【功績申請の概要】
当社は、地産地消を推進するため、可能な限り北海道産の原材料を使用するよう努めており、道産原材料の使用割合は、原材料全体(8,568トン)の4割程度を占めている。当社の商品数は1,459点あり、うち道産原材料を使用しているものが1,284点と全体の88%となっており、地元の食材や味にこだわった特徴ある商品づくりを進めることにより、北海道の「食」のブランド向上に貢献している。
食品産業部門<農商工連携タイプ>[個人](2022)
農林水産大臣賞
所属:株式会社桑原ハム(代表取締役社長)
所在地:東京都墨田区
業種:食肉製品製造業(ハム・ベーコン・ソーセージ等製造・販売)
【功績申請の概要】
氏は、新鮮な豊浦産SPF豚にこだわり、北海道虻田郡豊浦町の「道の駅とようら」内に加工施設を開設し、北海道工場を稼働させ、丹精込めて製品を作り上げている。国産豚肉の利用促進に貢献している。