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受賞者一覧

食品流通部門

食品流通部門(2017)
農林水産大臣賞

伊藤 信宏

所属:伊藤鮮魚店(店主)
所在地:福岡県 北九州市
業種:水産物小売業

【功績申請の概要】

永年に亘り北九州市で鮮魚小売業に精励しながら、地元の北九州市や福岡県、九州地域での同業者団体、全国団体の要職を歴任し、誠実・温厚な性格と公正な判断力と卓越した企画力・統率力で、各団体の組織強化並びに組合員の社会的地位の向上と経営の安定に尽力。

食品流通部門(2016)
農林水産大臣賞

豊後 厚成

所属:広印広島青果株式会社(代表取締役社長)
所在地:広島県 広島市
業種:青果卸売

【功績申請の概要】

平成21年5月の常任理事に就任以来、同協会の方向性等を検討・決定する理事会や正副会長等会議(正副会長、常任理事、専務理事で構成)などにおいて、永年に亘って一貫して青果物流通業務に携わってきた経験と知識を活かして、中央市場を取り巻く情勢や諸課題への対応に向けて、自己の地域情勢に拘らず全国的視野に立って、常に積極的に的確な意見を開陳する等、会長等を補佐して同協会の業務推進をリード。その信念と見識、指導力等から同協会会員からの信頼度が極めて高い存在となっている。同協会の下部組織である中国四国地区中央市場青果卸売会社協議会(6都市13社)の会長として、会員各社の協調・連携の確保に努めるともに、その卓越した実践活動力と牽引力により、地域全体の青果物の安定供給と取引の合理化、市場の近代化を図るなど、地域市場の発展に大きく貢献。

食品流通部門(2016)
農林水産大臣賞

嶋林 政行

所属:嶋林食品センター株式会社(代表取締役社長)
所在地:滋賀県栗東市
業種:業務用総合卸売

【功績申請の概要】

会長を補佐して本連合会の運営に携わるとともに、総務委員長として、会員である地域協同組合や本連合会の組織改革の一環として、関係法令の改正等を踏まえた定款、諸規程の整備等などに尽力。特に、本連合会の組織強化に積極的に取り組み、未組織であった東北・北海道地区の組織化を指導・支援。その結果、平成27年8月に(協)北日本給食会が設立認可され(同年9月設立登記)、同連合会の全国組織化・完全広域化を実現。設立後の(協)北日本給食会には、全国給食事業協同組合連合会を通じて学校給食用資材の提供を行い、北日本地区の食品流通に新たな道筋をつけている。

食品流通部門(2106)
農林水産大臣賞

小池 保之

所属:小池鮮魚店(店主)
所在地:静岡県 静岡市
業種:水産物小売

【功績申請の概要】

生鮮魚介類は品質劣化が激しく、一部には寄生虫が存在し、食中毒などの事故が発生しやすいため、組合員に対し、不慮の事故により食中毒等が発生した場合の自衛策として、消費者の食中毒等被害の救済や水産物小売業者の経営安定を図るため、本連合会が行っている賠償責任保険への加入促進を指導し、水産物小売業者の社会的信用の確保に貢献。平成21年から毎月10日を「魚(とと)の日」として、魚の日統一ポスター等により魚食の普及啓発に尽力。また、「天然刺身まぐろマグロキャンペーン事業」((一社)責任あるまぐろ漁業推進機構と共同実施)において、会員が店頭でチラシ等を配布し、適切な資源管理に基づき天然マグロが安定的に供給・消費されるよう、普及啓発活動を展開。東日本大震災(平成23年)や熊本地震(平成28年)などの災害時には、全国の会員とともに義援金などの支援に積極的に取り組み、本連合会及び会員の社会的評価の向上に寄与。

食品流通部門(2016)
農林水産大臣賞

三輪 光幸

所属:株式会社 うおいち(代表取締役社長執行役員)
所在地:大阪府 大阪市
業種:水産物卸

【功績申請の概要】

卓越した指導力により、水産物流通業界が抱える諸問題、特に、食の安全・安心に関する諸問題の解決に率先して取り組み、水産物流通における安全・安心の確保に多大な貢献。例えば、平成24年頃から生じた豆アジやシラスにフグの稚魚が混入したまま流通する事案について、水産物卸業界も消費者の信頼を得るための行動を起こすべきと提唱し、平成25年8月には「フグ混入防止」のためのパンフレットを作成するとともに、各都道府県の衛生・水産所管部署に対し混入防止のための協力を依頼し、同時に、会員に対しては混入防止策の徹底を指示・要請する等、主導的に対策に取り組んだ。また、大学の研究者に実態解明に繋がる調査を依頼し、その結果、「仮にフグ稚魚の混入したシラスを食しても健康被害はない」との調査結果が学術誌に発表される等の学術成果を得た。

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