受賞者一覧
環境部門
【功績申請の概要】
当社内では「環境と経済性」を考えた次の2つの取組を実施している。1つ目は、フードバンクなどへの寄贈事業である。当社では、どうしてもお客様からの注文どおりの数量をピッタリ製造出来ないため、製品製造時に受注した数量より少しだけ多く製造を行っている。業界の構造上、欠品は出来ないため、欠品防止の観点からも受注数量より少しだけ多く製造を行っている。この少しだけ多く製造した商品を当社では余剰品と呼んでいる。余剰品は当社従業員向けに社内販売を実施していたが、ここ数年受注数量が増加した事により余剰品の数量も増加した。以前は社内販売で対応できていたが、徐々に処理できずに廃棄になってしまうことが出てきた。せっかく製造してくれた当社従業員や、仕入先の原料メーカー様に申し訳ない思いを感じていた。この余剰品に対していい方法はないかと模索していたところ、群馬県社会福祉協議会からフードバンクや子ども食堂を紹介していただき、フードバンクや子ども食堂に対して、まだ食べられるが処分されてしまう余剰品の寄贈がスタートした。現在では専属の配送員を社内に設け、自社の余剰品のみならず、当社の協力メーカーや、地域の食品企業、地域の住民の皆様から、まだ食べられるが捨ててしまう商品を受け付け、当社がハブとなり群馬県内のフードバンク、子ども食堂などの福祉施設に対して寄贈品の配送を行っている。以前は年間廃棄量推定18トンが出ていたが、現在ではアンテナショップでの再販とフードバンク、子ども食堂などへの寄贈で廃棄量12トンの削減に成功した。
【功績申請の概要】
自社の業務が社会における環境保全にどのように貢献できるかとの観点から、香川県に約550軒あるうどん店の排水処理対策、「うどん店排水処理対策マニュアル(川や海にやさしいうどんづくり)」作成に協力した。
【功績申請の概要】
食後の食器洗いをしなくてもすむように冷凍パスタの「オーマイ プレミアムシリーズ」にプラスチックトレーを採用し、以前から洗剤と水の低減と調理時の簡便性を図ってきた。2010 年秋には、一部商品のプラスチックトレーをPEFC 森林認証紙(PEFC:Programme for the Endorsement of Forest Certification)に切り替えた。
【功績申請の概要】
2000 年、国内にける実践型プラントとしては、京都八木町(現南丹市)の公社事業に続く2 例目となる、家畜糞用利用の発電型バイオガスプラントを農場内に設置し、現在に至るまで運用を続ける。その間、 バイオガスプラント事業に関わる(あるいは将来的に関わる意図を持つ)自治体、公営団体、企業、研究者が広く参画する日本初の団体であるバイオガス事業推進協議会の設立に協力し、現在まで、幹事及び役員を務めている。
【功績申請の概要】
○北海道千歳工場は、1975年に清涼飲料工場として製造を開始し、1986年にビール工場として稼働を開始。工場従業員一体となった省エネルギー活動の取組みによる改善や、高効率エネルギーシステムの導入により、「エネルギー原単位」・「CO2排出量(CO2排出原単位)」の大幅な削減を実施し、地球温暖化防止に向け、環境負荷軽減に取り組んだこと。 ・エネルギー原単位 :2.10GJ/kL (2003年比23%削減) ・温室効果ガス(CO2)排出量 :55%削減(CO2排出原単位として36%削減)(2003年比) ○1998年よりゼロエミッションを達成し、廃棄物の再資源化ならびに減量化を促進している。 ○「水の恵みを守る活動」や「美化活動」等、地域と連携して環境保護・環境保全に積極的に取り組んでいること。