受賞者一覧
平成26年度/第36回受賞者
【功績申請の概要】
- 共同事業の推進 ・広島市中央卸売市場の水産棟及び関連棟の一部を広島市から借り受け、共同施設を必要とする 組合員に貸し出し、加工場またはピッキング場として使用に供し、組合員の経営の合理化に努めている。ま た、組合員が営業上必要とする手かぎ、トレーなどを組合事務所で販売し、そのコスト削減や利便性を高めるよう 努めている。 ・生鮮魚介類の販売に際しては、衛生管理の徹底による食中毒事故の防止が最重要課題であるが、万一食中 毒事故が発生した場合、経営破綻につながりかねない。このため、その対応策として、全国水産物商業協同 組合連合会(以下「全水商連」という。)の推進する「食中毒賠償責任保険」の加入促進を行い、その経営 安定を図っている。また、病院、老人施設、保育園などへの納品に当たっては、検便検査記録の提出が求められる 場合があるが、組合一括受検により低価格で実施しており、納品先の信頼感の醸成につながっている
- 食品流通の近代化・高度化の推進 ・ 広島市中央卸売市場の近代化・高度化への寄与 当組合は、広島市中央卸売市場開設運営協議会の委員として参画、市場の基本方針策定、施設の改修・ 整備に大きく貢献し、施設の利用効率の向上、適正な施設管理を通じて流通コスト削減に寄与。 ・ 市場取引の精算システム近代化の構築 広島市中央卸売市場精算株式会社は、卸売業者2社、広島仲卸協同組合、広島魚商協同組合及び4金融 機関が出資して設立されている。卸売市場は市場法により24時間以内に生産者へ買受代金を精算することが 義務付けられており、正確確実な精算が求められている。当組合は、本精算会社に参画し、精算シス テムの効率化に貢献、インターネットを通じて伝票などの大幅なペーパーレス化などを実現し、事務効率 化を図った。