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受賞者一覧

平成28年度/第38回受賞者

食品産業部門<農商工連携推進タイプ>(2016)
農林水産省食料産業局長賞

まるとも水産

代表者:樫原 重文
所在地:和歌山県 有田郡湯浅町
業種:水産物加工
> 公式ホームページ

【功績申請の概要】

  • ○私どもは、つねに“ お客様第一”をつねに心がけ日々の商品づくりに力をそそいでいる。明治32年以来昔ながらの伝統の製法である天日干しの技術をまもり、かつ安全で質の高い商品をつくりあげる事に全力をつくしている。 ○原料となるしらすは、和歌山県湯浅湾近海で毎朝水揚げされるしらすを使用し、鮮度・色・大きさなどの条件から最良のものを厳選している。佃煮に使用する醤油や山椒・生姜なども地元和歌山のもので、当店のちりめんに合うものを選んで使用している。 ○食品はすべて無添加・無着色で、異物混入防止・衛星管理において、社員教育を徹底する事に努めている。

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(農商工連携の推進)

○国産農産物の利用、契約栽培の状況

・しらす:年間約65トン  和歌山県産100%

・山椒:年間約150㎏   和歌山県産100%

・生姜:年間約 20㎏  和歌山県産 100%

 

○現○生産者ヘの技術指導等、農業への支援

・現在使用しているちりめん山椒の山椒と赤山椒は、地元有田川町の農家さんから仕入れておりります。昨年度は、ちりめん山椒の出荷量も増え、たくさんの山椒を仕入れた。

そして昨年度からはジャバラちりめん、ゆずちりめんの開発を進めている。

これもまた、和歌山県内の農家さんからサンプルを手配し、今後スーパーや卸業者等に提案を進め出荷を進めていく予定で、農産業と連携をとり一役をになっている。

○国産農産物を利用した新商品開発

・和歌山県と共同で、和歌山県産の完熟赤山椒を使用した、ちりめん山椒の開発。

完熟の赤山椒はとても希少ですが、まろやかな香りと風味豊かであることから、新商品の開発に使用した。

 

○販売促進

市場に卸す販売と 商談会や店舗や会社に訪問し、直接自社商品の他とは違う鮮度の良さをアピールする営業販売。

また、衛生管理体制を強化し、昨年27年には和歌山県一般的衛生管理プログラム推進営業認定

しました。

 

(地域農業との連携、地域活動等)

○地域農業との連携

・原料は可能な限り地元産を使用したいという思いから、原料となるしらす・山椒・しょうが・醤油はすべて和歌山県産を使用しております。

しらす【湯浅湾漁業協同組合】

・山椒【有田川町 農家】

・生姜【和歌山市布引 農家】

醤油【湯浅醤油】

と地元の仕入れ先と連携している。

 

○地域の農協、漁協、地方食品産業協議会等との協力状況貢献

・湯浅湾加工組合に所属し、同業者と勉強会を通じ、互いに地元のしらすの品質向上につとめている。

・また、和歌山県食品流通課や、商工会主催の商談会にも積極的に参加し、各企業への販路開拓に努めております。

・主催される物産展には積極的に参加し、協力体制を整えており、県主催の生産者支援セミナーなどにも参加し、衛生管理の向上につとめている。

 

○地域の雇用先としての貢献

・地元(和歌山県内)での採用をしており、一人ひとりが、自らを高め、従業員同士が互いの人格・個性を尊重しあい、活力に満ちた明るい職場づくりを心がけている。

 

(原料原産地表示の取組等)

・いわしの稚魚(和歌山県産)、山椒(和歌山県産)、と記載しており、すべて産地証明をとっており、地域のPRにつとめている。