受賞者一覧
【功績申請の概要】
健康志向に応えた「減塩シリーズ」の商品拡充、業界に先駆けて「糖質ゼロ」を組み合わせた「30%減塩&糖質ゼロ」シリーズ発売。国立循環器病研究センターが推奨する「かるしお認定」を取得し、同認定マークの商品を業界で初めて発売。食品産業新聞社「第48回食品産業技術功労賞(地方発部門)」を受賞。
【功績申請の概要】
本格焼酎を真の國酒(こくしゅ)へ、更には世界に冠たる酒へ」を事業テーマに掲げ、国際規格認証取得の取組を通して業務を見直し、品質管理体制を強化。現場へのシステムの落とし込みのため、独自の「濵田マネジメントシステム」を構築し、PDCAを循環させている。
【功績申請の概要】
2023年、当社は健康・栄養価値を持つ製品ラインナップを強化し、おいしさ・楽しさに加え、「健康・ 栄養」で冷凍食品を進化させ、日々の豊かな食生活を応援している。
おいしさと減塩を実現した商品の開発・発売2023年秋季、当社は減塩商品をラインナップに追加した。
1)「白チャーハン」:塩分を控えながらもおいしい炒飯が楽しめる。誰もが好きな定番のおいしさを目指した炒飯で、当社従来品比で塩分40%カットを実現。1食分(250g)の食塩相当量は約1.8gで、厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取目標値の1/3以下。
2) 「おいしく塩分配慮ギョーザ」「おいしく塩分配慮エビピラフ」:おいしさに妥協することなく、独自の減塩技術により塩分を40%カットした。まるで減塩したとは思えないしっかりとした味わいを実現しており、おいしく健康的な食事を楽しむことができる。
【功績申請の概要】
氏は昭和54年4月、世界的な水産企業である大洋漁業㈱(現:マルハニチロ㈱)に入社。キューバ産のロブスターの開発輸入に長く携わるなど水産物の国際流通分野で活躍。その後、マルハニチロ㈱のグループ会社である神港魚類㈱の代表取締役社長や大都魚類㈱の代表取締役社長、会長を務めるなど44年の長きに亘って水産流通業で活躍。
【功績申請の概要】
卸売事業者の氏は、特定第三種漁港として水揚量全国4位、水揚金額全国5位(令和4年実績)を誇り、日本海側で最大、全国有数の漁港である境漁港において、質実剛健の性格を大いに発揮し、地域の水産業界の中心的存在として活躍している。 (参考)特定第三種漁港 全国に2,777ある漁港のうち、その利用が全国的かつ水産業の振興上特に重要な漁港として全国で13港が政令指定されている。
【功績申請の概要】
四国の玄関口、高松市中央卸売市場の高松青果は県内の流通量の約半分を一社で担っている。同社のイニシアチブの下、県内の香川県中部青果・観音寺地方卸売市場と高松青果の3社で協議会を設立、3カ所の卸売市場の3社が連携して、農林水産省補助事業を活用し3社共同体制で全国でも先進的な市場間の共同配送を展開するほか冷蔵車両やカゴ台車の導入等を推進し「2024年問題」に取組んでいる。また、「2024年問題」への取組の最重要課題であるパレット化の円滑な実施のため、荷受け業務・荷下ろしから分荷、配達(準備)までの物流業務をグループ会社に業務委託し顧客の高い評価を受けている。
【功績申請の概要】
平戸市という北松浦半島のさらに先端に位置する離島という二重のハンデの中で物流効率化に精力的に取り組み、全日食チェーン加盟店の拡大、食品流通の合理化を進め地域経済・社会の発展に貢献した。
【功績申請の概要】
停電や被災時に冷凍食品を有効に活用することでフードロス削減を目指すプロジェクトを2020年より開始し、この度、停電想定時の冷凍食品の衛生状態と品質の変化及び調理性をパナソニック㈱と共同検証を実施した。一定の条件下(※)で、停電が発生した際の夏場の想定温度下でも、1日程度はおいしく安心して食べることができる状態でることが確認された(6月29日付けプレスリリース)。 (※)冷凍庫収容率60%、環境温度25℃、及び夏場想定の32℃
環境部門<食品リサイクル推進タイプ>(2023)
農林水産大臣賞
代表取締役 社長執行役員:高宮 満
所在地:東京都渋谷区
業種:ソース類等の各種食料品、医療原料、化粧品等の製造販売
【功績申請の概要】
多品種のマヨネーズを製造する過程で、異なる商品の製造への切り替え時に配管から排出されるマヨネーズなどの食品残さをバイオガス発電に活用し、2022年度(2021年12月~2022年11月)は、CO2排出量を約980t削減した(2015年度対比)。
【功績申請の概要】
北海道産大豆にこだわり、納豆は大豆使用量の4割超を北海道産が占める。基本的に十勝産の大豆を使用しているが、北海道内の各地の大豆を調査する中で、「ご当地納豆」を商品化した。北海道産の原材料を積極的に活用することで、北海道農業の発展や農業者の経営安定、地域活性化に寄与している。
【功績申請の概要】
一人一人の状況に寄り添った個別の雇用契約による雇用創出、育児との両立支援の一環としてのパート従業員への手当支給、社員への育児介護休暇取得についての掲示など、制度促進と環境整備に取り組んでおり、県より「群馬県いきいきGカンパニー ゴールド」の認定を得た。
【功績申請の概要】
現在、フードロス削減が社会課題のひとつとなっている。当社はこれまでも、 こども食堂やフードバンクへの寄付を通じてフードロス削減の活動を推進してきた。また、工場の生産過程でどうしても出てしまう食品残渣は、すべてを肥料や飼料にリサイクルしている。
【功績申請の概要】
当社は、弁当・総菜の製造販売業であり、かねてより製造時の食品ロス削減、可能な限り地域素材の活用に努めている。2022年にAIによる需要予測システムを導入し、その後も発注システムの見直しを図りながら、商品の廃棄量の減少に務めている。心をこめて作ったものが人の口に入らないということは、作り手にとって大変残念なことなので、当該システムの導入により、迅速かつ精度の高い商品製造と在庫管理が可能になった。
【功績申請の概要】
当社は、地産地消を推進するため、可能な限り北海道産の原材料を使用するよう努めており、道産原材料の使用割合は、原材料全体(8,568トン)の4割程度を占めている。当社の商品数は1,459点あり、うち道産原材料を使用しているものが1,284点と全体の88%となっており、地元の食材や味にこだわった特徴ある商品づくりを進めることにより、北海道の「食」のブランド向上に貢献している。
食品産業部門<農商工連携タイプ>[個人](2022)
農林水産大臣賞
所属:株式会社桑原ハム(代表取締役社長)
所在地:東京都墨田区
業種:食肉製品製造業(ハム・ベーコン・ソーセージ等製造・販売)
【功績申請の概要】
氏は、新鮮な豊浦産SPF豚にこだわり、北海道虻田郡豊浦町の「道の駅とようら」内に加工施設を開設し、北海道工場を稼働させ、丹精込めて製品を作り上げている。国産豚肉の利用促進に貢献している。
【功績申請の概要】
当社は、「自分の子どもに食べさせたい豆腐を作ろう」という思いを軸に、豆腐をはじめとした大豆加工製品の製造、販売及び小売りレストラン事業を行っている。企業理念の「日本の農業を応援したい」という思いのもと、国産原料のみを使用している。国産大豆のみを使用した豆腐製造業としては国内トップシェアを誇っており、当社の取組は、テレビ東京のカンブリア宮殿でも取り上げられた。(2019年5月9日放送)
【功績申請の概要】
品質競争」による商品ブランドの確立と加工食品(惣菜等)への展開により、食肉加工品の売上高は氏の入社後30年で約1.5倍の約30億円となり、経営基盤の確立と業績向上を実現した。
【功績申請の概要】
当社の大分地区店舗から日々排出される食品残渣を㈱環境整備産業が回収し堆肥化。この堆肥を使用し、イオンアグリ創造㈱が野菜を栽培し、収穫物を当社で販売している。令和3年5月31日に国認定の「食品循環資源の再生利用事業計画」に認定された。
【功績申請の概要】
味の素グループは、事業を通じて社会価値と経済価値を共創する取組により成長してきた。この取組をASV(Ajinomoto Group Shared Value)と称し、現在も経営の基本方針(ASV経営)としている。当社(味の素冷凍食品㈱)では、冷凍食品の基本価値である「簡便・時短」「経済性」「フードロス削減」と、味の素グループならではの付加価値「おいしさ」「楽しさ」「健康」を提供することで、社会課題解決や生活者ニーズに対応し、ASVを推進してきた。
【功績申請の概要】
明治36年創業の亀井堂入社以来、14年間直営店の店長・担当部長として製造・販売・労務管理に従事。平成12年から代表取締役に就任後、直営店事業の撤退、工場における少品種大量生産に方向転換し、経営の立て直しを図る。昔ながらの手作り風パンへの特化を実施。県内最古・最大のパン屋として業界を牽引。
【功績申請の概要】
漁師自ら漁獲から発送までを行う鮮度確保システムを構築し、生産者の顔が見える一貫生産による新鮮・安心なしらすを生産している。また、鹿児島中央駅周辺にアンテナショップを構え、しらす料理の提供や当社商品の販売を行い、しらすの魅力発信を行っている。
【功績申請の概要】
当社内では「環境と経済性」を考えた次の2つの取組を実施している。1つ目は、フードバンクなどへの寄贈事業である。当社では、どうしてもお客様からの注文どおりの数量をピッタリ製造出来ないため、製品製造時に受注した数量より少しだけ多く製造を行っている。業界の構造上、欠品は出来ないため、欠品防止の観点からも受注数量より少しだけ多く製造を行っている。この少しだけ多く製造した商品を当社では余剰品と呼んでいる。余剰品は当社従業員向けに社内販売を実施していたが、ここ数年受注数量が増加した事により余剰品の数量も増加した。以前は社内販売で対応できていたが、徐々に処理できずに廃棄になってしまうことが出てきた。せっかく製造してくれた当社従業員や、仕入先の原料メーカー様に申し訳ない思いを感じていた。この余剰品に対していい方法はないかと模索していたところ、群馬県社会福祉協議会からフードバンクや子ども食堂を紹介していただき、フードバンクや子ども食堂に対して、まだ食べられるが処分されてしまう余剰品の寄贈がスタートした。現在では専属の配送員を社内に設け、自社の余剰品のみならず、当社の協力メーカーや、地域の食品企業、地域の住民の皆様から、まだ食べられるが捨ててしまう商品を受け付け、当社がハブとなり群馬県内のフードバンク、子ども食堂などの福祉施設に対して寄贈品の配送を行っている。以前は年間廃棄量推定18トンが出ていたが、現在ではアンテナショップでの再販とフードバンク、子ども食堂などへの寄贈で廃棄量12トンの削減に成功した。
【功績申請の概要】
自社の業務が社会における環境保全にどのように貢献できるかとの観点から、香川県に約550軒あるうどん店の排水処理対策、「うどん店排水処理対策マニュアル(川や海にやさしいうどんづくり)」作成に協力した。
【功績申請の概要】
当組合では、理事長を中心に新商品開発に熱心な組合員事業者が福岡県のブランド農産物のいちじく「とよみつひめ」を使ったお菓子の試作開発を平成24年より熱心に取り組んでいる。この取組は、福岡県庁の担当部署、福岡県食品産業協議会、ふくれん及び傘下県内JA等とともに国(農林水産省や観光庁等)や県の補助事業を活用して取り組み、その結果、開始時の6社から18社に賛同する事業者が増え、全体の売上げも徐々に増えている。この取組が評価され、組合は県知事表彰を受賞した。
【功績申請の概要】
とうふ屋孫兵衛の5代目として伝統的製法を受け継いでいる。天然にがりを使用して豆乳を凝固させて滑らかな豆腐にするには、にがりを打つタイミングと撹拌方法が重要である。包丁一本でその角度や撹拌速度を的確にコントロールし凝固させることにより、天然にがりの甘味、風味を活かした滑らかでしっかりとした絹ごし豆腐を製造する技術は、現在使用されている機械や機器による大量生産では製造できない優れた伝統的技術であり、この技術を保有して製造を行っている者は他にいない。
【功績申請の概要】
氏は昭和52年3月に岡山市中央卸売市場の水産物卸売業者である岡山中央魚市㈱に入社。平成17年5月には代表取締役社長に就任し、水産物消費の低迷、市場経由率の低下等の厳しい状況の下で率先して卸売業務の近代化・高度化に精力的に取り組み、ピーチフィッシュ「桃鯛」の開発・上場を実現。また、岡山中央冷蔵㈱、岡山中央市場共同物流㈱、さらには香川県三豊市の詫間魚市場について岡山中央魚市㈱との連携の強化や仲卸業者の利用促進などにより積極的な経営改善、再建を果たし、地域の水産物流通の合理化、水産業の振興に貢献。
【功績申請の概要】
トラックドライバー不足、長時間の輸送・荷役、罰則付き時間外労働の上限規制の適用、脱炭素化等の農産物流通の抱えている諸問題に対応し、集出荷拠点の集約化、共同配送の推進、パレット流通の促進、海上輸送等へのモーダルシフトによる効率化を図るため、卸売業者としては全国初となる「共同物流拠点施設((仮称)北九州ストックポイント)」構想の発案、計画化、行政・業界との調整など同構想の計画立案・実現に中心的役割を果たし、2023年中の完成に向け本年8月に着工に漕ぎつけた。
食品流通部門(2022)
農林水産大臣賞
所属:株式会社ケンゾー(代表取締役社長)
所在地:埼玉県羽生市
業種:食品小売業(食品小売店のボランタリーチェーンを組織する協同組合を更に全国的に組織する連合会)
【功績申請の概要】
地域に密着した多角的な経営が特色かつ大きな強みで、総合食料品スーパー7店舗、道の駅1店舗、古民家レストラン1店舗、観光農園(いちご狩り&直売)を展開。競争が年々厳しくなる中、地盤とする地域内において、『ちょっと違うぞ、このスーパー』の店づくりでお客様の強い支持を得て、地域No.1の地域密着型スーパーとして地域トップシェアを獲得。
【功績申請の概要】
当社は、北海道産の原材料にこだわった商品づくりを心掛けており、秋鮭などの地元の水産資源を積極的に活用することで、漁業者をはじめとした水産業界の発展に寄与している。
【功績申請の概要】
地域密着型の食肉加工企業として「地域の特産品を使った商品開発を地域と共同で行い、農商工連携事業の一翼を担う」とし、沖縄の食文化と県民の食嗜好に寄り添う商品作り、「あぐー豚」等の特産品の生産振興に取り組む。
【功績申請の概要】
信州ハム㈱の創業100周年(2047年)に向けて、自社の旗艦ブランドの更なるブラッシュアップと新ブランド確立に注力し、消費者への情報発信等を通じた事業拡充と経営強化に取り組んでいる。
【功績申請の概要】
1972年(個人創業)に鶏卵生産からスタートした当社は、「口に入るものは間違ってはいけない」という理念のもと、安心・安全な食を提供するため、1989年にポストハーベストフリーコーン(収穫後の保管で農薬を使わないコーン)の輸入ルート開発や、世界に先駆けて若鶏の無投薬飼育確立などを行ってきた。さらに、主力の鶏肉・鶏卵にとどまらず、乳牛・黒豚・和牛・野菜の生産、冷凍食品・牛乳・ヨーグルトの加工まで自社で定めた安全基準の中で生産・加工を直営農場・直営工場で手掛けている。
【功績申請の概要】
香川県の製粉会社として、「美味しさ」と「健康機能性」を融合させ新しい価値を社会に提供することをミッションに掲げ、成長する「ヘルスケア食品市場」への参入を目指して、機能性を持つ麦の粉体、食品の開発・販売を進めている。
【功績申請の概要】
こんにゃく芋から全ての工程を手作業で「生芋こんにゃく」を製造する技術(先代から伝授されたこんにゃくを練る技術『波返し』)の伝承者で、凝固剤にホタテの貝殻焼成カルシウムを使用し、日本古来のこんにゃくを再現して販売している。必要最小限のカルシウム使用で製造するため、アク抜きが不要となる。
【功績申請の概要】
製造する納豆は厳選した国産大豆のみを原料としている。そして、大豆生産者とは、訪問による意見交換や、共同で収穫を体験することで、相互の信頼関係を築きあげた。愛知県西尾市をはじめ原材料である大豆の産地には毎年訪れ、収穫予定の大豆の品質について生産者と積極的に意見交換を行っている。その貴重な情報を基に今期の大豆に適した最善の納豆製造を方向付けている。納豆製造の重要な工程である蒸煮圧力や浸漬時間などを原料大豆との対話で見極め、納豆に最適な煮豆に仕上げている。
【功績申請の概要】
農業者の高齢化・後継者不足による仕入れ減、米食離れの加速化、コロナ禍等による米穀事業者の減少傾向の中でも、直接仕入れによる農業生産者への継続的かつ長期的な需要の維持拡大に努めている。
【功績申請の概要】
当社は、鹿児島にも「鹿鳴館」のような社交場を作ろうという趣旨により明治30年に創業し、昭和47年の太陽国体開催の際には上皇・上皇后様にご宿泊いただくなど、県下有数の格式高いホテルであったが、平成元年にホテルを閉鎖し、料亭と仕出しで運営、平成29年からは高級仕出し弁当とギフト商品の製造販売を主に営業している。仕出し弁当は、慶事、法要、イベント等多様なシーンで用命されるほか、老舗百貨店の山形屋に販売コーナーを設置し、「鶴鳴館 鶴家」ブランドが県民に認知されている。
【功績申請の概要】
当社の「茎わかめ」は、わかめの茎(「中芯」)部分に味付けし、食べやすい一口サイズにカットした商品であり、1996年より製造販売を開始している。当社が商品化する以前においては、わかめの葉の部分はいろいろな商品に利用されてきたが、「中芯」部分は利用価値が少なく、海にそのまま廃棄されていた。また、2014年より製造販売している「茎めかぶ」は、めかぶの上部にある「元茎」という部分を利用した商品で、これも従来廃棄されてきた部分を活用した商品である。
【功績申請の概要】
コロナ禍により健康を意識した商品を求める顧客の声に応え、糖質を削減して美味しさを残すことが難しい洋菓子製品において、当社独自の技術や原料開発により糖質を大幅に抑え、洋菓子本来の甘味、食感、口溶けを楽しめる商品を開発した。機能性と美味しさのバランスを追求した商品をより多くの顧客に届けるために販路を拡大し、2020年糖質オフ半生商品市場では業界第3位の14.7%のシェアを獲得した。
【功績申請の概要】
独自の「旨み熟成マイルド製法」により、食塩相当量の低い体にやさしい商品「油で揚げないハイクオリティナッツ」を開発した。また、添加物を極力使用しない商品開発に取り組むとともに、伝統技法で作られる木桶醤油を使用した商品は全国商工会連合会主催の令和2年度コンテストで金賞を受賞した。
【功績申請の概要】
「日本の農業を活性化し、日本の食を守る」という経営理念の下、首都圏の青果物の安定供給、青果卸売業の発展に貢献。中央卸売市場内の民間物流施設としては全国初のフレッシュセンターの整備、湘南藤沢市場の民営化、業界内での先進的な働き方改革の推進等に大きく貢献。
【功績申請の概要】
中部水産㈱の経営者として、DXや組織体制改変、認証取得の推進、経営理念とする「豊かな食文化の創造」に向けた取組に様々な成果をあげているところ。特に、若い世代を中心に魚食文化の継承や食の楽しみを届ける多面的な活動は各方面から高い評価。
【功績申請の概要】
山形県内の養鶏業に関わる業者数が減少傾向にある中、廃業養鶏業者の施設や従業員確保支援を行うとともに、養鶏農家の経営安定のために鶏卵需要に合わせた供給と買い取り支援に貢献するための体制を構築している。
【功績申請の概要】
日本初のレトルト煮豆の開発に成功するとともに、日本初「蒸し大豆」を開発し、市場規模を拡大した。また、日本の農業が抱える様々な課題に対応するため、食品メーカーとして生産農家に対して奨励金を出す等の施策を講じてきた。
【功績申請の概要】
国産野菜使用を原則として漬物の製造販売を営んでいる。北海道企業として、道内の野菜生産者に他産地(長野県・茨城県)の生産に関する最先端技術を習得させ、栽培技術を向上させることにより、道産野菜の活用拡大及び野菜生産者との連携強化を実施し、商品開発及び漬物製造販売を強化している。
【功績申請の概要】
食肉やハム・ソーセージ等の食肉事業に加え、新たな食品分野との相乗効果による経営の安定を図り、M&Aによりグループ会社規模を拡大させ、経営基盤の礎を築き、食肉加工業界の多角化の先駆けとなり、その後の新たな発展モデルとなった。
【功績申請の概要】
経営強化のためには、部門連携による効率的な資源活用と、食用油脂以外にも独自性を持った商品開発と販売戦略が不可欠との判断のもと、平成21年から同社の食用馬油などを利用した化粧品開発、製造・販売に取り組んだ。
【功績申請の概要】
創業50周年を迎えた2008年から「百福士プロジェクト」を実施している。50年間に100の「未来のためにできること」を実現していく社会貢献活動で、5つのテーマ「創造」「食」「地球」「健康」「子どもたち」を掲げている。現在までに26のプロジェクトを完了し、2019年度は防災備蓄やプラスチック廃棄問題を社内外に啓発する活動を実施した。
【功績申請の概要】
ヨーロッパでの修業経験で培った豊富な知識と他に抜きん出た技術を生かし、特に本来のフランス伝統菓子を日本人の嗜好と味覚にあった菓子に改良する技術を発展させた。我が国におけるフランスの伝統菓子の定着は、こうした氏の取り組みの成果でもある。
【功績申請の概要】
7大アレルゲン(卵、小麦、乳、えび、かに、そば、落花生)を使用しないという「新たな視点に立った無塩せきハム・ソーセージ」を業界に先駆けて開発し、全国の学校給食向けハム・ソーセージの中核的生産企業としての地位を確立した。
【功績申請の概要】
(株)福岡魚市場の代表取締役社長等として、また、同社を中心に魚函販売業(㈱フクカン)、荷役・運搬・人材派遣業(福岡水産荷役(株))、食料品小売業((株)フクショク)、冷凍塩干水産物卸売業(福魚食品(株))、活魚販売・加工業(九州活魚センター(株))、冷蔵倉庫業(福岡冷蔵(株)など7社から成る企業グループの最高経営任者として、福岡鮮魚市場における魚介類の水揚げから販売、保管、搬出、代金の精算に至るまで一貫した効率的で無駄のないサプライチェーンを構築した。
【功績申請の概要】
福岡大同青果株式会社の代表取締役社長等として、コールドチェーン対応の密閉式定温卸売市場(福岡市中央卸売市場「ベジフルスタジアム」)を拠点とし、青果物の集荷及び卸売を通じた福岡都市圏の市民への生鮮食料品の安定供給、アジアも視野に入れた青果物流の推進や先駆的な輸出への取組み、近郊産地をはじめとする農業振興に貢献した。
【功績申請の概要】
地域の中小食品小売店を取りまとめ、全日食チェーン長野協同組合の設立・拡大に寄与した。また、長年にわたり、全国団体である全日食チェーン商業協同組合連合会の役員(副会長、常務理事、理事)として、全国の加盟店に対する経営サポート・支援に貢献してきている。
【功績申請の概要】
県内の農産物生産者と消費者をつなぐ架け橋をめざし、食品産業と農業・文化振興に貢献することを目的に事業展開を図っており、「山形県の食品と文化の共生」を合言葉に山形を代表するスポーツや音楽団 体との連携を図り、「夢・感動・おいしさ」を消費者に届けていく取組みを行なっている。
【功績申請の概要】
能登牛生産者との連携強化を図るとともに、平成10 年には「天狗能登牛」を商標出願し、熟練された製法により肉本来の旨みを充分に引出したソフトな「能登牛ビーフジャーキー」や「天狗能登牛入り金沢カレー」などの商品を開発した。 また、 「天狗ハムオンラインショップ」を平成 29 年に開設し、消費者へのサービス向上と販売促進に取り組むなど、能登牛のブランド力向上と生産振興に尽力している。 さらに 、平成 21 年度より毎年春秋に 開催している 「天狗中田本店能登牛祭り」を 通じて、 能登牛の 認知度向上と販売強化に取り組む等 により、平成 30 年度の能登牛年間出荷頭数は目標の 1,000 頭を達成した。
【功績申請の概要】
茨城県内にFSSC22000 認証を取得した3つの工場を持ち、それぞれの工場でもやしと野菜炒め、生食用カット野菜、大根のツマを製造している。大根のツマの生産量は国内トップを誇り、また、生食用カット野菜の工場(本社工場)は、単体のカット野菜工場としては製造量、売上高が国内トップとなっている。
【功績申請の概要】
M&Aを求める企業に対し、両社が持つ高い技術力を融合させることで需要期の生産力強化と労働者確保の柔軟性、商品見直しの合理化、技術力を武器とした新製品開発、これらのシナジー効果による経営基盤の安定など、大手企業にはない機動力と柔軟性をもった経営ができると、業界内での M&A推進役を果たしてきた。その考え方と取組の実績を認めたメインバンクも積極的に協力し、平成18年のM&Aをはじめとして、次々と寄せられる相手先からの要請に応え着実に取組みを進め、副社長及び社長在任15年間で6社のM&Aを実施している。
【功績申請の概要】
食後の食器洗いをしなくてもすむように冷凍パスタの「オーマイ プレミアムシリーズ」にプラスチックトレーを採用し、以前から洗剤と水の低減と調理時の簡便性を図ってきた。2010 年秋には、一部商品のプラスチックトレーをPEFC 森林認証紙(PEFC:Programme for the Endorsement of Forest Certification)に切り替えた。
【功績申請の概要】
消費者の健康志向を背景に「少しでも美味しい焼豚を消費者に届けたい」との信念から、焼き豚の試作において試行錯誤を重ねたが、遠赤外線ロースターを業界に先駆けて導入し、良質の豚バラ肉を一本一本丁寧に吊るして秘伝のタレで味付けし、直火で吊るし焼きにして余分な脂肪を落とした「つるし焼豚」を業界に先駆けて開発することができた。
【功績申請の概要】
事業構成は、青森県産長芋を主体とした農産物素材商品、鶏肉を使用し蒸煮・焼成・油調などの調理を施した冷凍食品、パスタソースを主体としたソース類(冷凍、チルド、レトルト)、低温殺菌そうざい類 (LLサラダ)、調味料(マヨネーズ・ドレッシング類)である。
【功績申請の概要】
(食品の製造・加工に関する新技術の開発)
2011 年「液体を燻煙する方法およびその装置」として特許を取得。無添加でありながら今までにない香りの調味料の製造販売を実現した。
【功績申請の概要】
(栄養・健康に配慮した食品の開発)
【噛むこと・飲み込むことに配慮した食品への取り組み】
〇製造している冷凍食品の総菜は、自然解凍で食べることができ、栄養バランスの良い食事が手軽に提供でき
ると好評を得ている。その中でも介護食の認定マークを取得している商品(UDF商品とスマイルケア食)やYSシリーズ(通常よりも柔らかい冷凍総菜シリーズ)は、特に人手不足が深刻化している病院や老健施設で、高齢になり噛む力や飲み込む力が衰えた患者さんや入居者の方々にも安心して提供できると評価されている。
【功績申請の概要】
2000 年、国内にける実践型プラントとしては、京都八木町(現南丹市)の公社事業に続く2 例目となる、家畜糞用利用の発電型バイオガスプラントを農場内に設置し、現在に至るまで運用を続ける。その間、 バイオガスプラント事業に関わる(あるいは将来的に関わる意図を持つ)自治体、公営団体、企業、研究者が広く参画する日本初の団体であるバイオガス事業推進協議会の設立に協力し、現在まで、幹事及び役員を務めている。
【功績申請の概要】
丸水札幌中央水産㈱ の代表取締役社長等として、 取引業務の電子化等業務の合理化・効率化を推進するとともに、社内融和と人材育成を通じて健全かつ持続的な企業経営に尽力。自社を国内有数の水産卸売会社に成長させた。
【功績申請の概要】
○ 全国中央市場青果卸売協会 の理事として、卸売市場が抱える諸課題(新卸売市場制度、HACCP 等)への適切な対応等、全中青協の活動 をリードし、同協会の発展に寄与 した 。
【功績申請の概要】
顧客対応基準やクレームに関する方針を経営方針に明記し て対応基準の明確化を図るとともに全社員への浸透を徹底。その結果、 取扱高が大幅に増加 するとともに 。熊本県内市場に占めるシェアも大きく伸張し、我が国の地方卸売市場を代表する青果物卸売会社に成長 した 。
【功績申請の概要】
ボランタリーチェーンの 地域リーダーとして、全日食チェーン施策を率先して自店舗に導入するとともにその効果等を検証し、改善点を全国理事長会 議等において提案する等、地域の中小食料品小売店の生き残りに 傾注 した 。
【功績申請の概要】
【経営の近代化・合理化、生産性の改善向上等】
グローバルピッグファーム株式会社は、全国各地の家族経営の養豚農家44戸が共同出資して設立された養豚生産者が経営する会社であり、子会社の食肉センターを軸に、生産から流通、販売までを統合して「日本で一番おいしい豚肉をつくろう」を合言葉に、前例のない「ポークチェーン(養豚における6次産業化)」を展開している。
【功績申請の概要】
【経営の近代化・合理化、生産性の改善向上等】
平成20年に代表取締役社長に就任して以来、「食品・エネルギー・環境」の3つの異業種事業を多角的に展開することでリスク分散を図り、食肉加工業界における経営安定化の先駆的な取組みとして高い評価を受けている。
【功績申請の概要】
【新技術・新製品の開発】
昭和51年の創業以来、製品開発において、「安全性のさらなる向上」、「ペプチドの機能的可能性の追求」、「美味しさと味わいのある食品素材の開発」を三原則とし、健康と豊かな食生活への貢献を目指して調味料及び特定保健用食品(トクホ)にも使用できる機能性食品素材の製造、販売を行っている。
【功績申請の概要】
【栄養・健康に配慮した食品の開発】
昭和34年に日本初のナッツ専業メーカーとして設立し、平成5年には創業者中島泰介氏が『日本ナッツ協会』を設立するなど、常に業界の中心的役割を果たし、日本のナッツ市場の発展に大きく寄与してきた。瀬戸内海産の小魚を味付けした『味付けかえり』を使用した『さかなっつハイ!』を開発し、ロングセラー商品に育てることにより、瀬戸内海の水産加工業の振興にも大きく寄与している。
【功績申請の概要】
【栄養・健康に配慮した食品の開発】
植物性の素材からチーズに替わる食材を独自の技術で開発し、消費者の食の健康志向にこたえるとともに、アレルギー、コレステロール過多、完全菜食主義者といった、食生活に制約がある人々の食生活を豊かなものにするのに貢献している。
【功績申請の概要】
平成28年にニッスイグループ全体でCSR行動宣言を発表し、ステークホルダーからの意見を基に重要課題を特定するとともに、グループ従業員自らが、様々な活動への参加を通じて意識を高め、社会課題の解決につなげている。
【功績申請の概要】
永年にわたり大分県学校給食パン米飯協同組合理事長、副理事長、相談役として学校給食パン米飯委託事業の業界を牽引するなど、人望も厚い。また、本業の菓子製造では、和洋折衷の菓子「幻の華・白蓮(びゃくれん)」を開発するなど製造を強化する中で、積極的に組合員相互の交流を深めると共に、各種の研修会や講習会を積極的に開催し、組合員の資質向上に努めるなど大きな指導力を発揮している。
【功績申請の概要】
昭和58年にドイツ式ハム・ソーセージ製造技術を習得するため、ドイツ・ケンルン市食肉組合長フロイツハイム氏の元に留学し研鑽を積んだ。以来30年以上食肉加工業に携わり、創意工夫と旺盛な研究心から革新的な商品開発に注力している。
【功績申請の概要】
製品の原材料である農水産物については、北海道産であることを第一に考え、事業を展開している。具体的には、タコ等の海産物は、全て地元である留萌管内の漁協から仕入れており、農産物である米も、道内の農協から調達するなど、漁協、農協との協力関係を構築している。
【功績申請の概要】
平成26年度より、よこはまグッドバランス賞認定企業に認められ、平成28年度は3回目の認定を受けて「ブロンズ賞」を受賞し横浜市長より表彰された。ライフ・ワークバランスの整った生き生きと長く働ける職場環境作りを進め、現在は平成30年度の5回目の認定を目指している。 地元企業との共生、地域住民の雇用に貢献していることが評価され、横浜型地域貢献企業最上位に認定されている。
【功績申請の概要】
「美味しい焼酎は原料から」をコンセプトとし、主原料となるサツマイモの生産において、地元の契約農家と共に品質の維持や向上に努め、大隅半島を代表する酒造メーカーとして薩摩焼酎発展の一翼を担ってきた。
【功績申請の概要】
梅干しの一大産地である和歌山県みなべ町で、昭和26年(1951年)に創業し、紀州南高梅を使った梅干しを製造している。地域振興の観点から、これらの原料となる南高梅はJA紀南とJA紀州及び地域の契約農家から仕入れている。
【功績申請の概要】
組合一丸となって、醸造技術等の県産や品質の安定化、特定名称酒の比率向上に取り組んだ結果、平成29年度の特定名称酒量、純米吟醸酒量とも全国4位、東北1位となり、「美酒王国秋田」の評価が年々高まっている。
【功績申請の概要】
しょっつる製造業者が戦後最盛期の25社から2社にまで減少する中で、秋田県の食文化を支えるために60年間にわたり製造・販売を継続し、消えかけた伝統を守るだけでなく、さらなる発展を目指して株式会社を設立した。
【功績申請の概要】
我が国唯一の小売主宰のボランタリーチェーン(VC)である全日食チェーンのリーダーとして、全国1,700加盟店の経営安定と活性化、新たな仲間に対してVCの輪を広げる組織対策に15年以上に亘って尽力した。
【功績申請の概要】
全国給食事業協同組合連合会(全給協)の副会長等として組織強化に積極的に取り組み、それまで未組織であった東北・北海道地区において(協)北日本給食会を組織化し、全給協の全国組織化・完全広域化を実現した。
【功績申請の概要】
卸売市場制度の改正問題については、全国中央市場青果卸協会の理事として、卸売市場が食料品流通の円滑化と消費者の生活安定に果たしている機能の重要性と必要性を関係方面に訴え続けた結果、同制度は卸売市場の基本的な機能を維持する内容で改正された。
【功績申請の概要】
全国水産物商業協同組合連合会(全水商連)副会長及び函館水産物商業協同組合理事長として、全水商連が行っている食中毒賠償責任保険への加入を促進。消費者の被害救済と水産物小売業者の経営安定に貢献した。
【功績申請の概要】
卸売市場制度について、その廃止論も議論となった中、(一社)全国水産卸協会(全水卸)の副会長として、卸売市場機能の重要性を農林水産省等に粘り強く主張し、卸売市場の基本的機能を維持した制度改正の実現に尽力した。
【功績申請の概要】
安価で鮮度の高い商品をお客様にお届けすることを可能とした理由は、厳選された素材を同一グループ工場で加工製造し、熟練の販売店スタッフにより店頭で調理・販売している点にある。具体的には、グループ(株式会社日本一・日本一フード株式会社・日本一フード秋田株式会社)全体の連携と、構築されたSCMの効率的運用を実施し、製造から販売までを一貫して行っているためである。
【功績申請の概要】
九州食肉生産者への指導等
九州食肉原料協議会の会長として、大分県の和牛、交雑肥育農家及び黒豚生産農家への指導・育成活動を通じて、和牛、交雑肥育農家及び黒豚生産農家の経営安定と発展に寄与した。
【功績申請の概要】
【経営近代化・合理化、生産性の改善向上等】
当社は、兵庫県の北部「香住漁港」近くに会社を構え、兵庫県の日本海側で水揚げされる水産物を中心に食品加工を行っている食品メーカーである。主な商品は、「かにみそ」、「のり佃煮」、「ほたるいか商品」であり、今般の申請にあたっては、「ほたるいか商品」の製造を通じての水産業界の発展に貢献した功績によるものである。
【功績申請の概要】
当社は昭和16年の創業以来、産地に立脚する企業として、「美味しさの先に感動を」をキャッチコピーに事業を展開し、鹿児島県と宮崎県の契約農家で栽培された、安心・安全な寒干大根や高菜を使用した「寒干沢庵」、「たかな漬」等の商品を提供している。
【功績申請の概要】
【経営近代化・合理化、生産性の改善向上等】
牛乳本来の味を壊さないよう、食品の成分、風味、栄養、有用菌を極力損なわない低温殺菌による牛乳製造を、日本の牛乳業界の先駆けとして昭和57年から続けている。
【功績申請の概要】
大阪府茶業協同組合理事を平成7年から務め、平成23年からは大阪府茶業協同組合副理事長を務めるなど、大阪府茶業界の中でも人望も厚い。積極的に組合員相互の交流を深めるとともに、各種研修会を積極的に開催し、組合員の資質向上に努めるなど大きな指導力を発揮している。
【功績申請の概要】
(一社)全国中央市場青果卸売協会の常任理事として、日々変化する市場情勢への対応に向けて、青果物流通業に永年携わってきた知見を活かして同協会の業務推進の中核を担っており、その指導力・行動力は、全国の会員から大きな信頼を得ており、一目置かれる存在となっている。
【功績申請の概要】
(一社)全国水産卸協会の副会長として、卸売市場の持続的発展には、基本理念に基づいた将来像の明確化、その実現のための経営戦略と重要課題の設定並びに課題解決施策の実行が重要であることを提唱するとともに、率先して「横浜市中央卸売市場の経営ビジョン」を策定。こうした卸売市場の経営戦略の必要性は、国の卸売市場政策にも反映されるなど、その先見性は高く評価されている。
【功績申請の概要】
中国地区の協同組合として、小売主宰ボランタリーチェーン(VC)のメリットである店頭情報を活かしたチェーン運営を推進して加盟店の商業・小売活動を支援し、地域商業の活性化に大きく寄与。 輸送温度帯の異なる商品を同じトラックで運ぶことにより、物流の低コスト化と加盟店への多頻度小ロット・全品適時供給を実現。同時に、環境保護(CO2削減)にも貢献。
【功績申請の概要】
永年に亘り北九州市で鮮魚小売業に精励しながら、地元の北九州市や福岡県、九州地域での同業者団体、全国団体の要職を歴任し、誠実・温厚な性格と公正な判断力と卓越した企画力・統率力で、各団体の組織強化並びに組合員の社会的地位の向上と経営の安定に尽力。
【功績申請の概要】
○こうや豆腐(凍り豆腐)の製造において、伝統的な製法では製品が硬く、柔らかく炊き上げるのが難しく、調理に時間がかかる食材であった。このため、製造工程の解凍時にアンモニアや重曹(炭酸水素ナトリウム)を膨軟剤として使用することにより、これらの欠点を解消できたが、残留するアンモニア臭の除去が必要であったり、製品中の塩分(ナトリウム)が高くなる結果となった。
【功績申請の概要】
○北海道千歳工場は、1975年に清涼飲料工場として製造を開始し、1986年にビール工場として稼働を開始。工場従業員一体となった省エネルギー活動の取組みによる改善や、高効率エネルギーシステムの導入により、「エネルギー原単位」・「CO2排出量(CO2排出原単位)」の大幅な削減を実施し、地球温暖化防止に向け、環境負荷軽減に取り組んだこと。 ・エネルギー原単位 :2.10GJ/kL (2003年比23%削減) ・温室効果ガス(CO2)排出量 :55%削減(CO2排出原単位として36%削減)(2003年比) ○1998年よりゼロエミッションを達成し、廃棄物の再資源化ならびに減量化を促進している。 ○「水の恵みを守る活動」や「美化活動」等、地域と連携して環境保護・環境保全に積極的に取り組んでいること。
【功績申請の概要】
○太子食品工業株式会社十和田工場は、1971年(昭和46年)に操業を開始した工場であり、社内のTPM活動を通して食品廃棄物の抑制・リサイクルの取り組みを行っている。 ○工場で発生する廃棄物のうちオカラについては、畜産用飼料及び堆肥用として再利用率100%を達成している。さらには、付加価値の高い飼料としての利用を推進するため、オカラのサイレージ化を図り、遠距離農家への販路拡大を行っている。 ○また、油揚げ製造で発生する廃食用油についても、製造工程で使用する蒸気を賄うボイラー燃料の重油と混合して使用することで、100%の再利用率を達成している。 ○さらに、排水処理場から発生する有機性汚泥は、肥料の登録を行い、発生量の67%が野菜の肥料として再利用されている。
【功績申請の概要】
○弊社は、他社に先駆けて15年以上前から業務用冷凍食品のスパゲティソース「ジェノベーゼソース」を開発し、製 造販売している。主原料の「バジルペースト」は、アメリカから輸入していましたが、「ジェノベーゼソース」の販売拡大とともに、より安全・安心かつ美味しい商品づくりを目指す為、原料の「バジル」を兵庫県で栽培することを計画した。
【功績申請の概要】
大根漬物商品は、全て国産大根を原材料として使用している。また、これらの原材料大根のほとんどを、全国各地域の農家との協働による契約栽培により生産している。 ○新商品の開発においては、醤油や味噌、酒粕等といった和食文化を支える様々な食材を活かした商品作りに取り組んでおり、消費者の皆様方には高い評価を得ている。 平成25年5月から現在に至るまで、代表取締役社長河島歳明が和歌山県漬物組合連合会理事長、全日漬物協同組合連合会常務理事等として、県内外の漬物業界の発展に尽力している。
【功績申請の概要】
有田みかんの会社。みかん栽培から加工・販売まで「みかん農業の6次産業化」を実践。7戸の農家が立ち上げた「みかん農業の会社」として、担い手不足と高齢化による斜陽化必至のみかん産業を盛り上げ、地域活性化に貢献したいと考えている。 デフレ経済の中、平成12年会社設立後、みかん加工品の売上が右肩上がりで伸びてきた。とことんみかんを深掘りし、加工により付加価値を高め、全国・海外へ販路を拡げ、当地域最大の特産物「有田みかん」を「儲かるスマ-ト農業」として生まれ変わらせる。 生まれ育った和歌山に貢献したいという地元志向の学生の受け皿として、また、これから増えていく元気な高齢者の働き場として雇用の拡大を図っていく。
【功績申請の概要】
企業理念である「地域・農業者との協働」を実践するための「マルハチ協働ファーム」 構想を設定。農業者の所得向上策や漬物作り体験を通した食育事業の推進、伝承野菜の栽培拡大を核とした地域食文化の継承等に注力した事業展開を長年に渡り継続している。
【功績申請の概要】
北海道の広大な大地で育った農産物の付加価値向上を創立理念として、1961年設立された。当時、この理念のもと乾燥野菜であるマッシュポテトフレークの生産から始め、現在ではコロッケを中心とした調理冷凍食品の生産が大半を占めるようになった。 ○創立時の出資者の事業分担は、加工技術を「クレードル興農株式会社(クレードルの名はこの会社から頂いたもの)」、農産原料提供を美幌町農業協同組合、女満別町農業協同組合、津別町農業協同組合(その後、オホーツク網走農業協同組合が入り、現在4JA)、設備・販売を東洋棉花株式会社(トーメン⇒豊田通商⇒豊通食料㈱)である。
【功績申請の概要】
○味の素ゼネラルフーヅ株式会社(以下AGF)は、2016年春より、主力ボトルコーヒー全商品に、資源循環型の再生耐熱PET樹脂を100%使用したペットボトルを導入した。この100%化は全世界の飲料メーカーの中でも唯一AGFだけが行う取り組みである。
【功績申請の概要】
○従来海外原料(アメリカ・カナダ産)大豆を主力(90%)道産大豆を(10%)の割合で豆腐・油揚げを製造・販売してきた が、近年地元生産者と江別大豆プロジェクトを立ち上げ、現在では、輸入大豆(53%)江別産・北海道産大豆(47%)の 使用割合になっている。特に、地元江別産大豆100%の豆腐、油揚げを製造販売し、江別産大豆の地産地消、ブラン ド化に貢献している。 ○豆腐工房菊の家について、昔ながらの手作り製法にこだわり、地元の大豆を使った美味しい豆腐・油揚げをお客 様にお届けする為に直営店を立ち上げ、江別市内に1店、札幌市内百貨店に3店舗を運営している。
【功績申請の概要】
○弊社はHACCPのシステムをもとに、お客様に安全・安心な食品をお届けし、安心してお召し上がりいただくことで健やかな社会の実現に貢献する。 ○全従業員がHACCPシステムの導入目的および推進意欲を、「食品安全方針」として理解し、目的意識の共有化を継続的に持っている。 ○また、商品づくりにおいては地域性や季節性などを盛り込むことにより、食卓に話題と賑わいが溢れること目標としている。 ○弊社は昭和22年に創業以来、「日本の銘麺として恥じない製品づくり」を社是とし、麺づくりに誠実に徹してる。
【功績申請の概要】
○私どもは、つねに“ お客様第一”をつねに心がけ日々の商品づくりに力をそそいでいる。明治32年以来昔ながらの伝統の製法である天日干しの技術をまもり、かつ安全で質の高い商品をつくりあげる事に全力をつくしている。 ○原料となるしらすは、和歌山県湯浅湾近海で毎朝水揚げされるしらすを使用し、鮮度・色・大きさなどの条件から最良のものを厳選している。佃煮に使用する醤油や山椒・生姜なども地元和歌山のもので、当店のちりめんに合うものを選んで使用している。 ○食品はすべて無添加・無着色で、異物混入防止・衛星管理において、社員教育を徹底する事に努めている。
【功績申請の概要】
○弊社は、36年間にわたって地域の皆様にお弁当を提供してきたが、36年続くことは容易ではない。しかし、大量の弁当を短時間で作るには原点の手作りは困難。原点は、「弁当=お袋の味=手作り」を念頭におき、従業員とともに変わらぬ味の追求と、その中でも環境変化に対応し新しい事業機会を見出し、社会やお客様に価値ある商品を提供する ことが肝要であると考える。
【功績申請の概要】
旬の国産野菜を使ったバランスのとれた具材と味付けの研究、単身及び2人世帯の食事を想定した浅漬けの喫食糧調査を行い80gを基準とするとともに、専用ラインを設置し、生産進捗カウンターの設置によるタクト管理等の改善を進め、生産性の向上を図り、販売価格を低廉化した。また、数度の容器改良にも取り組み、キューブ型のリブ入りで調味液が切り易く、液の飛び跳ね軽減の新技術を開発し、「浅漬け小分けプチカップシリーズ」7商品を製造販売したところ、販売額が飛躍的に伸びた。
【功績申請の概要】
弊社は昭和38年の創業以来、鹿児島の「美味しいもの」、「珍しい味」を県内外の消費者へお届けすることを使命として事業を展開している。弊社の主力商品である「さつま揚げ」の製造販売は昭和54年に開始、それまで地元でしか消費されていなかった「さつま揚げ」の味の改良に果敢に挑み、特徴である「甘さ」を抑えながらも、さつま揚げらしさを失わない最良のバランスで製造することに成功した。現在、さつま揚げは、「月揚庵」ブランドとして県内外で広く知られるようになり、生産量も県内では有数の規模となっている。
【功績申請の概要】
平成2年に、父が就いていた富山県パン・学校給食米飯協同組合の監事を引き継ぎ(6年まで)、その後10年間理事を務める。監事・理事の職にあるとき、総会時には議長を務め理事長の仕事を補佐し理事長を支えた。平成18年5月には、理事の職から理事長に推挙された。理事長に就いてからは、学校給食のあり方や、円滑な運営に尽力してきた。
【功績申請の概要】
平成21年5月の常任理事に就任以来、同協会の方向性等を検討・決定する理事会や正副会長等会議(正副会長、常任理事、専務理事で構成)などにおいて、永年に亘って一貫して青果物流通業務に携わってきた経験と知識を活かして、中央市場を取り巻く情勢や諸課題への対応に向けて、自己の地域情勢に拘らず全国的視野に立って、常に積極的に的確な意見を開陳する等、会長等を補佐して同協会の業務推進をリード。その信念と見識、指導力等から同協会会員からの信頼度が極めて高い存在となっている。同協会の下部組織である中国四国地区中央市場青果卸売会社協議会(6都市13社)の会長として、会員各社の協調・連携の確保に努めるともに、その卓越した実践活動力と牽引力により、地域全体の青果物の安定供給と取引の合理化、市場の近代化を図るなど、地域市場の発展に大きく貢献。
【功績申請の概要】
会長を補佐して本連合会の運営に携わるとともに、総務委員長として、会員である地域協同組合や本連合会の組織改革の一環として、関係法令の改正等を踏まえた定款、諸規程の整備等などに尽力。特に、本連合会の組織強化に積極的に取り組み、未組織であった東北・北海道地区の組織化を指導・支援。その結果、平成27年8月に(協)北日本給食会が設立認可され(同年9月設立登記)、同連合会の全国組織化・完全広域化を実現。設立後の(協)北日本給食会には、全国給食事業協同組合連合会を通じて学校給食用資材の提供を行い、北日本地区の食品流通に新たな道筋をつけている。
【功績申請の概要】
生鮮魚介類は品質劣化が激しく、一部には寄生虫が存在し、食中毒などの事故が発生しやすいため、組合員に対し、不慮の事故により食中毒等が発生した場合の自衛策として、消費者の食中毒等被害の救済や水産物小売業者の経営安定を図るため、本連合会が行っている賠償責任保険への加入促進を指導し、水産物小売業者の社会的信用の確保に貢献。平成21年から毎月10日を「魚(とと)の日」として、魚の日統一ポスター等により魚食の普及啓発に尽力。また、「天然刺身まぐろマグロキャンペーン事業」((一社)責任あるまぐろ漁業推進機構と共同実施)において、会員が店頭でチラシ等を配布し、適切な資源管理に基づき天然マグロが安定的に供給・消費されるよう、普及啓発活動を展開。東日本大震災(平成23年)や熊本地震(平成28年)などの災害時には、全国の会員とともに義援金などの支援に積極的に取り組み、本連合会及び会員の社会的評価の向上に寄与。
【功績申請の概要】
卓越した指導力により、水産物流通業界が抱える諸問題、特に、食の安全・安心に関する諸問題の解決に率先して取り組み、水産物流通における安全・安心の確保に多大な貢献。例えば、平成24年頃から生じた豆アジやシラスにフグの稚魚が混入したまま流通する事案について、水産物卸業界も消費者の信頼を得るための行動を起こすべきと提唱し、平成25年8月には「フグ混入防止」のためのパンフレットを作成するとともに、各都道府県の衛生・水産所管部署に対し混入防止のための協力を依頼し、同時に、会員に対しては混入防止策の徹底を指示・要請する等、主導的に対策に取り組んだ。また、大学の研究者に実態解明に繋がる調査を依頼し、その結果、「仮にフグ稚魚の混入したシラスを食しても健康被害はない」との調査結果が学術誌に発表される等の学術成果を得た。
【功績申請の概要】
本組合は、平成12年から、全日食チェーンの13番目の地区本部として、8企業12店舗でボランタリーチェーン活動を開始。卸主宰などの各種ボランタリーチェーンが衰退していく中、全国チェーン組織のメリットを活かし、小売主宰のボランタリーチェーン化を進め、平成28年3月末現在、長野県内を中心に、山梨、群馬の一部地域を含む3県内の20組合員29店舗が加盟するまでに成長。
【功績申請の概要】
創業以来、原料と製法にこだわり、品質第一主義のもと、全てのお客様に安全で安心な商品を届ける企業を目指している。ほとんど北海道産の野菜を原料に使用し、生産者と協力・提携のもと、高品質の製品を生産している。
【功績申請の概要】
地域密着のものづくりを理想とし、地元栃木県で広く生産される二条大麦を活用した「大麦ダクワーズ」を開発し、小さなケーキ店を売上高約48億円の大麦菓子メーカーに成長させた。大麦素材に絞った商品開発、知名度向上のための各種菓子展示会への出展・受賞、直営多店舗展開、観光地販売や通信販売など第二創業的な活動で売上げを伸ばした。
【功績申請の概要】
高品質な原料茶葉の安定調達を事業目的とし、社員が茶産地の方々とともに茶葉の品質向上に取り組む「契約栽培茶園」に加えて、農業者や行政等と協働して耕作放棄地などを活用して畑づくりから茶葉を育成する「新産地事業」などの茶産地育成事業を展開している。
【功績申請の概要】
鹿児島県産の甘藷(さつまいも)にこだわり、おいしい焼酎造りに積極的に取り組んでいる。昭和62年、昔ながらの黒麹仕込みを、現代の技術でよみがえらせた「黒伊佐錦」は、芋焼酎業界で黒ブームを巻き起こしただけでなく、鹿児島県の黒文化・黒ブームの火付け役となり、地域経済にも大きく影響を与えた。
【功績申請の概要】
1960年の創業当初の「昆布」に始まり、フジッコは常に「健康とおいしさ」を意識して素材の良さ、食の安全、安 心を追求しており、「大豆イソフラボン」「昆布の食物繊維」等の効果を長年の基礎研究で明らかにしてきた。
【功績申請の概要】
平成10年(1998年)の創業以来『人に喜ばれる企業』を社是とし、従業員と共に『香川から日本を変えよう』を合言葉に、日々精進している。製造販売している主な商品は冷凍惣菜であり、そのなかで2年前から取り組んでいるテ-マが、介護現場における『食のバリアフリ-』の実現である。
【功績申請の概要】
元来、そば粉100%のそば(十割そば)の製造は、手打ちそばではつなぎや製造工程を工夫しての製造が可能であったが、工業的な製造工程での製品化は極めて困難であった。また、従来の乾麺製造では食塩を使用することが一般的であり、食塩を一切使用しない乾麺製造は大変難しかったが、本製品はつなぎや食塩を使用しないそば粉のみ原料とした製品である。
【功績申請の概要】
落花生の加工製造企業としては国内トップ企業。1924年の創業以来、落花生・アーモンド・カシューナッツ等を材料とした菓子製造・販売に取組む一方、世界初の落花生食味計の開発や県内初のトータル鮮度管理システムを導入するなど、新鮮・安心・安全なお菓子を提供するための技術開発を続けている。
【功績申請の概要】
1989年(平成元年)に竣工した工場で、敷地面積36万m2のうち、62%の緑地面積を有する花と緑の多い工場である。創業以来、自然環境・地域社会との調和を目指し、環境保全活動に積極的に取組んでいる。最新の省エネルギー設備の導入と共に工場内全部門参加による省エネルギー委員会を中心としたソフト面の活動も行うことで、省資源・省エネルギー意識の醸成と管理の徹底を創業以来継続して行っている。
【功績申請の概要】
近年、個食化、小世帯化、嗜好の多様化により、1杯ずつ飲用できるパーソナル製品は需要が高まり、市場が大きく拡大している。特にお湯や水を注いで手軽に楽しめるコーヒーミックス、ティーミックス等のスティック製品は、その簡便さから、家庭内にとどまらず、オフィスや屋外でも飲用が拡大し、市場規模は300億円を超えている。AGFはこのスティックタイプ飲料市場においてNo.1のシェアを獲得、市場の拡大に大きく貢献してきた。しかしながら、これらスティック製品は個包装で手軽であるが、大容量包装品より包装資材が多くなっており、消費者に環境負荷が大きいと感じられることが課題として挙げられていた。
【功績申請の概要】
高知県食品産業協議会の会長を10年間、副会長を10年間務め、在任期間中には経営資源の選択と集中により経営の合理化・効率化を主導し、協議会のみならず高知県の食品産業全体の発展に寄与した。また、個人事業としても、漬物 製造の第一人者として、6次産業化を進める地域団体を積極的に支援し、地域活動に貢献している
【功績申請の概要】
温厚篤実な人柄で、その卓越した見識に基づく極めて活動的な行動により、単に水産物流通業界のみならず生産サイドから実需サイドに至るまで水産業界全体から広く信望を集めている。
【功績申請の概要】
平成26年7月に市場移転を行い、これにより立地環境の改善、自動車排ガスの排除によるクリーンな環 境の確保、冷蔵売場の充実による青果物の品質劣化の防止が可能となり、近代的な青果卸売市場を実現した。
【功績申請の概要】
全日食チェーンの関西地区の協同組合として加盟店の商業活動を支援した。門真市に生鮮加工センターを構 え、生鮮品のパック商品をはじめ、ドライ、チルドなどの商品を供給、物流の効率化を実現した。
【功績申請の概要】
温厚誠実にして礼節を尊び、外柔・内剛の人柄は周囲の人々の敬愛の的となり、接する人をよく受け入れ、適切な指導を行い、綿密旺盛な研究心を持って優れたリーダーシップを発揮し、青果業界の振興と近代化に取り組んでいる。
【功績申請の概要】
これまで海外原料を主力に製造を営んできたが、近年北海道素材を活用した商品製造にシフトしてきている。この北海道素材の商品を届ける為、近年札幌市内の百貨店に直営店を運営し、直接お客様に商品をお届け出来る体制を構築した。
【功績申請の概要】
当組合は、加工専門農協として国産原料にこだわったたれ類やしょう油を製造しており、特に昭和40年から販売している焼肉のたれ「スタミナ源たれ」は「青森県では一家に1本」と言われるまで御愛用いただいている。
【功績申請の概要】
食品製造業としての当社の経営方針でもある「農業創出」を主テーマとした産地形成支援と果樹農家の所得向上策となる 栽培効率・歩留まり向上等の営農支援に取組み、農業ビジネスの循環システム(食品製造業と農家の経営が共に繁栄してい く施策)構築努力を実践している。
【功績申請の概要】
わが国の食生活に最も身近なお米の副産物米糠は、貴重な国産植物性油脂資源であり、当社は、原料としてこの米糠のみを利用し、こめ油を始め様々な米糠抽出物の製造をしている。国産農林水産物である米糠を原料とするこめ油の供給が増加することにより食料自給率の向上に寄与する可能性もある。
【功績申請の概要】
「食の可能性に挑戦する・・・良質な北海道・十勝の食材を最高の品質でお客様へお届けする事により、お客様の健康で豊かな食生活へ貢献する」との経営理念の下に、スイートコーン事業、レトルトパウチ事業、冷凍野菜事業、冷凍食品事業を展開している。
【功績申請の概要】
創業以来「安全・安心をすべてに優先して貫く」という品質重視の企業風土を大切に守り続けてきた。その根底には、学校給食用の冷凍食品から事業の基盤を築いてきたという歴史がある。まだ給食が普及し始めた時代にあって、「子供達の成長に役立つ、安全・安心な食事をお届けしたい」との願いこそ、当社が品質にこだわる原点である。
【功績申請の概要】
天然の温泉水をナチュラルミネラルウォーターとして商品化したパイオニア的企業として今年8月に創業21周年を迎えた。創業者である前社長は、温泉水飲料に興味を持った人々に対して事業のノウハウを惜しむことなく伝授した結果、20年経った今では弊社が立地する地域に計9社の同業他社が設立されている。このことにより、地域雇用が創出されたことはもちろん、地域経済が活性化され、鹿児島県垂水市は「飲める温泉水が湧き出る町」として全国的にも有名になり、観光客や修学旅行生を誘致する際のPR活動にインパクトを与えている。
【功績申請の概要】
ソーセージの本場ドイツで学んだ伝統の製法を守り、当初と変わらぬ製法でソーセージを作っている。中でも特に重視しているのが「素手での練り込み仕上げ」と「直火燻煙窯での燻煙」である。肉の練り込みは練り加減によって食感が大きく変化する繊細な作業であるため、手作業による仕上がり具合の確認が欠かせない。また直火燻煙窯についても、その日の天候や気温等の影響を受けやすい難しい作業であるが、薪での直火燻煙をおこなうことにより香ばしい風味が生まれる。この手間のかかる作業を、あえて自慢の味・こだわりへの追及のため、実施している。
【功績申請の概要】
「おからは資源である」との考え方に基いて、約40年前からおからの乾燥試験に取り組み、各種の乾燥方法により実際に乾燥おからを生産することで品質向上と用途開発を進めてきた。その中でもきのこ培地への応用は自社できのこ工場を運営して実証試験を行い(現在は譲渡)効果が認められたことから、きのこ培地への乾燥おからの添加は必要不可欠な技術になっている。
【功績申請の概要】
従来から製粉・食品製造の際、発生する廃棄物の処理対策を講じており、その一環として廃棄物等再資源化率目標を設定している。従来部門別に設定していた目標を2011年度から部門統一し、グループ全社における廃棄物等再資源化率の目標を98%以上とした。その目標は達成したため、2014年度からは99%以上に目標を上方修正した。さらに、リサイクル・ループの取り組みを構築し、食料品製造企業単体での申請としては初めて2013年12月認定を受けた。
【功績申請の概要】
昭和43年入社以来46年間、伝え継がれた蒲鉾づくりの技を研磨し、多くの美味しい商品を製造するとともに新商品の開発を精力的に行っている。卓越した技術で製造された商品は、全国蒲鉾品評会において農林水産大臣賞を受賞するなど蒲鉾づくりの技術力は、全国の蒲鉾製造業界での評価が高い。
【功績申請の概要】
本社及び冷凍工場の一部を移転するに当たり、本社機能の統合を考慮に入れ、従来、分散化されていた事務所(管理本部、製造本部、開発本部、営業本部)を同一フロアーに統合した業務体制を構築することで、情報の伝達、書類の確認など時間を要していた業務は短縮化され、スピーディに業務の効率化が図られました。その際、LED照明等の省エネ技術を採用し、使用電力の削減を行っている。
【功績申請の概要】
共同事業の推進 ・広島市中央卸売市場の水産棟及び関連棟の一部を広島市から借り受け、共同施設を必要とする 組合員に貸し出し、加工場またはピッキング場として使用に供し、組合員の経営の合理化に努めている。ま た、組合員が営業上必要とする手かぎ、トレーなどを組合事務所で販売し、そのコスト削減や利便性を高めるよう 努めている。 ・生鮮魚介類の販売に際しては、衛生管理の徹底による食中毒事故の防止が最重要課題であるが、万一食中 毒事故が発生した場合、経営破綻につながりかねない。このため、その対応策として、全国水産物商業協同 組合連合会(以下「全水商連」という。)の推進する「食中毒賠償責任保険」の加入促進を行い、その経営 安定を図っている。また、病院、老人施設、保育園などへの納品に当たっては、検便検査記録の提出が求められる 場合があるが、組合一括受検により低価格で実施しており、納品先の信頼感の醸成につながっている
【功績申請の概要】
人格円満、情誼に厚く、寛大にして包容力に富み、水産業界のみならず、広く一般にその人徳が慕われている。業務遂行に当たっては、強固な意志に基づく実行力の下に、長年に亘り水産業全体を通じての経験に裏打ちされた見識をもって、常に将来を見据え、創造的・先駆的な役割を果たし、水産業界の地位向上と水産物流通の合理化に大きく貢献している。
【功績申請の概要】
「ウエシマ」と聞けばすぐにコーヒーが思い浮かぶコーヒー製造・販売企業で、コーヒーを始めとする業務用食材を外食産業に提供する企業。販売品目は、コーヒー30%、加工品16%、調味料8%、ドリンク6%、冷凍品30%、チルド10%となっている。現在約10000アイテムを取り扱っているが、年間1200アイテム以上増加している。神戸市中央区に本社を置き、全国主要16都市に支店、6か所に事業所を展開、関東以西から九州までと一部海外を販売エリアとして販売物流機能を有する。
【功績申請の概要】
共同事業の推進 本組合は、富山県、石川県金沢市、同県能登地区、福井県のボランタリーチェーンなどが生き残りをかけて大同団結し、支援を受けていた全日食チェーンと平成7年に合体し、同8年に全日食チェーン北陸協同組合が設立された。全日食チェーンは、地域の小売店が地域コミュニティの要として地域住民に食料品を安定的に供給することを旨として、物流と店舗運営サポートの構築を図っている。北陸地区では、関連会社である全日本食品(株)北陸支店を拠点にドライ・チルド・生鮮センターを構え、商品の安定供給を行っている。これにより、加盟店に1日1度の配送で全商品の供給が行われ、店の省力化につながっている。また、店舗サポートについては、共通のPOSシステムを利用し、全国の加盟店とビッグデータを共有することで、大型店と同様の安心感と全日食チェーン加盟店としての表示により、地域住民の信頼を得ている。