受賞食品一覧
国産農林産品利用部門
【特 徴】
明治時代に、なら漬用なすとして栽培されていた埼玉の伝統野菜「埼玉青大丸なす」ですが、葉や枝に鋭いトゲがあり、病気に弱いところから段々市場から消えてしまいました。平成18年頃からもう一度この伝統野菜を復活させる動きが始まり、その中で加工品として本来の目的である漬物「なら漬」と「みそ漬」を開発致しました。この味噌漬けは埼玉の地味噌「秩父の麦味噌」と地酒の「酒粕」を調合した漬け床にじっくりと熟成発酵させた漬物です。
【特 徴】
釜石市甲子地区で伝統の渋抜き法「燻煙脱渋法」により生産される「甲子柿」は、トマトのような真っ赤な外観とゼリーのような食感が特徴です。ラム酒に漬けた甲子柿と濃厚ミルクをふんだんに使ったジェラートアイス。色合いと食感といった珍しい特徴が残るように仕上げでいます。
【特 徴】
明治から昭和初期に「世界の相場を作る」「世界の二大産地」と言われた鹿児島県鹿屋市花岡地区の胡椒(唐辛子)を再興させたいという思いから、地元の青年団体が中心となって原種による栽培を復活させ花岡胡椒を原料とした食品です。香りが強く辛みがまろやかであるといった特徴を十分に活かした商品に仕上がっています。
【特 徴】
琵琶湖にすむ魚が魚道を通って田んぼに遡上し、産卵、ふ化、そしてそこで育った魚が琵琶湖へ還るという環境にも魚にもやさしい「魚のゆりかご水田」で作られた「魚のゆりかご水田米山田錦」を原料に使用し、すっきりとした爽やかな辛口に仕上げた純米吟醸酒。東近江市の栗見出在家町魚のゆりかご水田協議会が減農薬・減化学肥料で生産する環境こだわり米「魚のゆりかご水田米山田錦」の全量を北島酒造が酒の原材料として使用しており、米の生産者と蔵元が一体となって酒を造ることで、ゆりかご水田で作った酒米の生産の安定化に寄与しています。 「ぷくぶく」とは鯰が田んぼの中で呼吸をする音と、お酒が醗酵する時の泡の音のイメージをしたものです。
【特 徴】
本製品は、県内農業者との契約栽培により収穫された山形青菜(伝統野菜)・大根・茎わさびを主原料としており、従来、山形の特産品として販売されていた「おみ漬」を酒粕と合わせ、緩やかに熟成発酵させることにより日持ちを延ばし、味のアクセントとして日本独自の茎わさびを加え、味に深みを醸し出し、昔ながらの発酵食品を活かした新しい山形の食文化の提案を行っています。