受賞者一覧
平成26年度/第36回受賞者
【功績申請の概要】
- ソーセージの本場ドイツで学んだ伝統の製法を守り、当初と変わらぬ製法でソーセージを作っている。中でも特に重視しているのが「素手での練り込み仕上げ」と「直火燻煙窯での燻煙」である。肉の練り込みは練り加減によって食感が大きく変化する繊細な作業であるため、手作業による仕上がり具合の確認が欠かせない。また直火燻煙窯についても、その日の天候や気温等の影響を受けやすい難しい作業であるが、薪での直火燻煙をおこなうことにより香ばしい風味が生まれる。この手間のかかる作業を、あえて自慢の味・こだわりへの追及のため、実施している。
- こだわりの商品は、大手百貨店のバイヤーにも好評価を得、高島屋、大丸、三越などの贈答用ぎふとカタログに掲載となっていおり、全国的に認知度が高まっている。また、自社生産、製造、販売を手掛けることでトレーサビリティが確立されており、消費者に対し「安全・安心」を提供していることが評価され、学校給食や県内有名ほてるでの利用が拡大している。
- また、新設備の導入により、効率的で計画的な製造が可能となり廃棄率が大幅に低下。さらに、衛生管理講習を継続的に実施し、社員に対し常に高い衛生意識を持たせ安全性を保持するほか、効率的かつ効果的な清掃方法を周知することで洗剤等の消費量を削減し、コスタダウンが図られている。
- さらに、加工食品の中でも製造が難しいとされる本格的な「醗酵サラミソーセージ」の開発に着手している。