受賞者一覧
平成30年度/第40回受賞者
【功績申請の概要】
- 永年にわたり大分県学校給食パン米飯協同組合理事長、副理事長、相談役として学校給食パン米飯委託事業の業界を牽引するなど、人望も厚い。また、本業の菓子製造では、和洋折衷の菓子「幻の華・白蓮(びゃくれん)」を開発するなど製造を強化する中で、積極的に組合員相互の交流を深めると共に、各種の研修会や講習会を積極的に開催し、組合員の資質向上に努めるなど大きな指導力を発揮している。
- 少子高齢化の進む中、縮小傾向の学校給食パン米飯委託事業に加えて高度化する衛生管理に対しその課題や問題点を的確に把握し、平成21年度から現在までに「組合だより」を発行し情報の共有化を図りつつ組合員の連携・連帯を図るなど、組合員の人望が厚い。
- 入社以降の50数年間にわたり製造現場主義に徹し、所用で外出する以外の操業日には現在も毎朝、工場に出勤し製造ライン等の点検など5S管理等により若い社員の指導をしている。特に、組合並びに工場の問題点・課題等について、PDCAサイクル活動により解決を図ってい る。
(経歴、人格、識見) ○人格円満にして物事に対する判断力も秀逸し組合員の尊敬の念を抱かれている。 ○昭和60年から大分県パン協同組合副理事長を務め、平成14年8月から平成28年8月までの14年間にわたり理事長を務め、引き続き現在も理事・相談役として35年間の永きにわたり要職を努めるなど、大分県の学校給食パン米飯委託事業、製パン及び菓子工業界をけん引するなど、人望も厚い。 ○本業の菓子製造では和洋折衷の菓子「幻の華・白蓮(びゃくれん)」を開発するなどの製造を強化するなかで、積極的にに組合員相互の交流を深めると共に、各種の研修会や講習会を積極的に開催し、組合員の資質向上に努めるなど大きな指導力を発揮している。
(し界の発展への寄与) 業界・団体における活動 ○少子高齢化の進む中、縮小傾向の学校給食パン米飯委託事業に加えて高度化する衛生管理に対し、その課題や問題点を的確に把握し平成21年当時「教養資料・パン組合の現状と今後の施策」の発行を始め、平成21年5月から現在までに「組合だより(通巻131号)」を発行し情報の共有化を図りつつ組合員の連携・連帯を図るなど、組合員の人望が厚い。 ○各時代に応じた問題を適確に指摘のうえ指示、指導をして問題の解決に寄与した。 特に「平成21年度の都市部における家庭用炊飯器使用の自校炊飯問題について」は、将来的に学校給食委託炊飯事業の継続を懸念し組織をまとめた上で、精力的に取組み解決を図った。
業界・団体発展への寄与 〇卓越した先見・実行性のある経営能力により、各時代に応じた業界・団体・組合等の諸課題・問題を適確に指摘のうえ指示、指導をして諸課題・問題の解決に寄与している。 ○平成27年度には、業界のIT化、省力化等を進めるため、会計清算事務にHACCP手法を組み込んだソフトウエアを開発した。 ○平成28年3月には、HACCP義務化を見越し高度化する衛生管理に対し、冊子「学校給食自主衛生管理マニュアル(差替方式)」を編さん発行した。
(社会・地域貢献における活動と寄与) ○平成24年1月12日には平成23年3月11日の東日本大震災等などの大規模災害を想定し全パン連の九州ブロック会を入れた物資支援の協力協定を全国の組合に先駆け大分県知事と締結し、他県同業組合への道筋をつけた。 ○平成26年度から大分県主管の総合防災訓練に参加し防災マインドの高揚に努めている。 ○組合員の防災や社会貢献への意識の高まりから平成28年4月の熊本・大分地震に際し、製造困難な中で、組合員が即応し被災者等に食料を提供し関係者から感謝された。
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